6,000㎡の広大な敷地内に屋内練習場、屋外練習場、屋外レース機常設コース、屋内常設練習コースが設けられているDRONE★VILLAGE YACHIYO。
2022年12月5日の航空法改正と同時に無人航空機登録講習校として国交省より真っ先に認定を受けた全国11校のうちの1校でもあります。
スクール事業と併せて行っているドローン事業では、特に映画やドラマ、CMなどでの空撮を数多く行っており、そうした現場経験豊富な講師がマンツーマンで指導する丁寧な講習スタイルが自慢。しかも、それにもかかわらず他校と比べリーズナブルな受講料も同校の特長です。
いち早く開講した国家ライセンス取得講習にも多くの受講希望者が集まっているそうです。
今回は、そんな“気になるドローンスクール”であるDRONE★VILLAGE YACHIYOを運営されている
株式会社大藤工匠の代表・柳沢様に、同校について詳しくお話を伺いました。
目次
DRONE★VILLAGE YACHIYOはこんなスクール!
スクール名称 |
DRONE★VILLAGE YACHIYO |
---|---|
運営会社 |
株式会社大藤工匠 |
設立時期 |
2016年10月 |
開講コース |
※全コースに限定変更(夜間および目視外)が含まれています (以下すべて税込み価格) ▶︎二等無人航空機操縦士
▶一等無人航空機操縦士
|
——本日はどうぞよろしくお願いいたします。まずDRONE★VILLAGE YACHIYOについて簡単にご紹介いただけますでしょうか。
「はい、当校の運営会社は大藤工匠といいまして建築関係の会社ですが、2016年よりドローン事業およびドローンスクールをスタートしました。
本業がそれなものですから職人気質といいますか、確かな技術を身につけていただくことに注力した結構硬派な講習を行っているのですが、多くの方にその点をご評価いただけているようです。
完全マンツーマンで行っていることもあり大手スクールさんのようには行きませんが、それでも500人以上の方にご受講いただいています。
国家ライセンス取得講習を既に開講していますが、ありがたいことにそちらのご予約もたくさんいただいています。
ドローン事業では空撮事業をメインに行っており、映画やドラマ、CMなどの制作現場から依頼を受けて撮影しています。皆さんよくご存知の作品や番組も多いかと思いますよ」
ドローンスクール選びで気になる3大ポイントが全て◎!
——DRONE★VILLAGE YACHIYOの特徴にはどういったものがありますか?
「どのスクールに通おうかとご検討中の方目線からいうと、
- さまざまなドローンの練習が可能な広大なフィールド
- 熟練講師によるマンツーマン指導
- リーズナブルな受講料
の3つを挙げられるかと思います」
さまざまなドローンの練習が可能な広大なフィールド
「当校の敷地は6,000㎡あり、ここまで広いドローンスクールはかなり珍しいのではないでしょうか。
屋内練習場や屋外練習場は言うまでもなく、いろんな障害物やくぐり抜け用のゲートなどを設置した屋内常設コースもあります。
また、これも全国的にも珍しいと思うのですが、レーシングドローン用のタイム計測可能なコースも屋外に常設していて、当校のことを「FPV**の聖地」と呼んでくださる方もいるほどです。実際にレースを開催することももちろんあります」
**FPV:First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)の略。ドローン視点で操縦できるため、操縦者は没入感のある飛行を体験できる。FPVドローンレースでは競技者は専用ゴーグル(ヘッドセット)を装着してドローンから見える景色を見ながら操縦する
——これだけ充実した練習場なら、受講生以外でも使わせてほしいと思う方は多いのでは?
「有料とはなりますがご利用いただけます。一般の方は3,000円ですが、卒業生の方なら1,000円で終日(10:00〜18:00)飛ばし放題です。また、卒業生だけでなくお申し込み済みで受講予定の方も1,000円です。事前にある程度練習してきていただければ本番の講習でお伝えできる内容も自ずとレベルアップしますから、ぜひ事前に通っていただければと思います。
特にご予約は必要ありません。年末年始を除いてほぼ毎日営業していますから、飛ばしたいときに直接お越しいただければ大丈夫です」
(※初めてのご利用の方のみ利用条件確認のため要事前連絡)
——予約なしでOKというのは、混雑しようがないほどの面積があればこそですね!空撮マップ(上画像)で見ると、座学教室との比較で練習エリアの広さがよくわかります。
「この敷地のほかに、当校から歩いて行ける距離にある農地でも飛ばすことが可能です。500m×500mなので25,000㎡ですね」
——25,000㎡ですか!?広い……っ!!
「はい、一帯の地権者の方々から使用許可を得ているかなり広い土地なので、思いっきり飛ばしていただけます。開校以来この地に根を張ってやってきて土地の方々とも良好な関係を築けており、その結果としてこうして受講者の皆さんにより良い環境を提供できていると思うと本当にありがたいです」
熟練講師によるマンツーマン指導
座学教室の様子。座学で基礎を学んだ後はマンツーマン指導による実技講習。
なお、座学講習はオンラインでも受講可。
「当校の2つ目の特徴といえるのが、現場経験豊富な熟練講師によるマンツーマン指導です。
そもそも事業規模でいえばスクール事業よりも空撮を中心としたドローン事業がメインで、講師は日常的に現場でドローンを操縦している人間です。
豊富な現場経験から得た知見をもとに、受講生それぞれのニーズに合わせたアドバイスが可能なのは当校の強みだと思います。
また、マンツーマン指導という講習スタイルも当校のこだわりです。スクールさんごとの考え方次第かとは思いますが、極端にいえば20代の受講生と60代の受講生とでは教え方も変わってくるはずなので、当校では1人の講師が複数人の受講生を受け持つことはありません。
1人の講師が複数人につくようにすれば、ビジネスとしてはもっと上手く行くのでしょうが、ここは譲れない点ですね」
リーズナブルな受講料
コース |
受講日数 |
講習事務手数料(税込) |
|
---|---|---|---|
一等操縦資格(初学者) |
基本+ |
標準10日間 |
990,000円 |
一等操縦資格(経験者) |
基本+ |
標準4日間 |
385,000円 |
二等操縦資格(初学者) |
基本+ |
標準4日間 |
357,500円 |
二等操縦資格(経験者) |
基本+ |
標準2日間 |
143,000円 |
二等操縦資格(経験者・オンライン) |
基本+ |
通学1日 |
99,000円 |
「3つ目の特徴が、他校さんに比べ手頃な受講料です。一見しただけではさほど変わらないように思われるかもしれませんが、当校では目視外と夜間の限定変更***もセットでこの料金となっています。他校さんで基本飛行に限定変更もつけたら多分この1.5倍くらいの値段になるのではないでしょうか」
***限定変更:基本の一等資格・二等資格を取得しているだけでは目視内(操縦者から機体が肉眼で見える範囲内)かつ日中の飛行に限定されるため、日没後・日の出前に飛ばす場合や目視外飛行を行うには「限定変更」のための実地講習を追加で受けて、目視内や日中といった制約を解除する必要がある。
なお、DRONE★VILLAGE YACHIYOでは「最大離陸重量25kg以上の機体の飛行」に対する限定変更講習も開講予定とのこと。
——大変失礼ですが「安すぎて怪しい」と不安を感じる方もいるのではと想像されます。
「安いのにはちゃんと理由があります。まず、ほとんどのスクールでは外部講師を雇っているためその分の人件費がかかってきますが、当校の講師は全員社員ですので余計な人件費が発生しません。
それから、他校さんの多くは提携先から借りた施設などを使って営業していると思うのですが、当校の土地や建物はすべて弊社所有のものですので賃借料はかかりません。
つまり人も設備もすべて自前でやっているので、必要経費が最小限で済み、結果として受講料も抑えられます。どこかを削ったり品質を落としたりして安さを実現しているわけではないので、どうぞご安心ください」
圧倒的な守備範囲の広さ!消防や人命救助といったニーズにも対応
——受講希望者が引きも切らないとお聞きしていましたが、広くて、内容充実、しかもリーズナブルとなれば納得です。受講生にはどういった方が多いのでしょうか?
「民間資格を持っていて、その上で経験者コースを受講される方が大半で、そのうちの7割が仕事関係、3割が趣味目的といったところです。仕事関係といってもいろいろですが、コンスタントにお申し込みがあるのが測量会社や建築会社の方、それから消防士さんや自治体職員ですね」
——測量や建築関係の方はよく聞きますが、消防士さんや自治体職員の方というのは……?
「消防現場での情報収集や救助活動、海難救助などにドローンが使われるようになってきているんです。
消防でいうと、ドローンを飛ばして上空から見れば、どっち方向に燃え広がっているかが明確にわかったり、高層階に取り残された人を見つけられたり。
赤外線カメラを搭載したドローンを使えば、鎮火後にどこかに火の気が残っていないかも確認できます。
海難救助は千葉県が海に囲まれているからこそのニーズで、これは弊社が独自に作っている機種なのですが、救命浮き輪を投下するドローンを使って救助活動を行います。
そういった需要があるので、転勤や異動となったドローン操縦担当者の業務を引き継ぐことになった人が受講しに来ます」
——そういった特殊用途のドローンの操縦訓練にも対応しているのですね。
「はい。当校ではシネマドローンから農薬散布ドローン、点検用ドローン、災害用ドローンまでほぼ全用途向けの機種を揃えているので、趣味用途から本格的な産業用途、消防や人命救助といった特殊用途まで対応可能です。
ここまでたくさんの種類の機体を揃えていて、ここまで幅広く対応できるスクールもなかなかないはずなので、これも当校の強みといえると思いますね」
「プロに選ばれるドローンスクール」の矜持
空撮機練習用のパイロンエリア
「あとですね、他校さんのインストラクターの方も結構いらっしゃいます。
インストラクターを大勢抱える大手スクールでは、まず4、5人を別々のスクールに通わせて、どこのスクールに通ったインストラクターが一番実力をつけて戻ってきたかを見極めた上で残りの全員がそこに通うんですよ。そういった事情でまとまった人数でいらっしゃいますね」
——ドローンのプロが選ぶスクールとなれば、もうお墨付きという感じですね。
「実は、インストラクターだけでなく、他校の校長をやっている方も何人も受講しに来てくださっています。当校が手加減なしのスクールだと知っていて、ここを卒業できれば腕が上がるとわかっているからだと思います。
確かな操縦技術を身につけてもらいたいので、そこはもう本当にうるさいです、うちは。ビジネス的に考えればそこまでうるさく言うのは合理性に欠けるのでしょうが、幸いと言いますか、既にお話しした通り私たちの本業は別にあるので、経営上の必要性から妥協せざるを得ないといった状況になりません。だから、ちゃんとしたスクールを作りたいという理想を貫けます。
先ほど当校の特徴についてお話しする際に「どのスクールに通おうかとご検討中の方目線からいうと……」と前置きしたのは、当校最大の特徴といえるのは、何よりも講習のクオリティだと思っているからです。
10人いれば1人や2人はしっかりやりたいという人がきっといます。実際、某大学教授とか某研究所の博士とか、名前は出せないのですがそういった方々がじっくりと吟味した上で当校にお越しになります。
ですから、しっかりやりたいと考えているそういう人に選ばれるスクールであれば、それでいいと思っています。そういう人のクチコミで広まるのが一番いいなと。派手な宣伝はしません。
今どきこういうのは流行らないのかなとは思いますが、やっぱり根が職人なんですよね。良いものを作れば売れるじゃないですけど、見る人が見ればわかる真っ当な講習をしていると自負しています」
柔軟なスケジュールが可能。確かな技術を身につけたい人が遠方からも集まるスクール
——お話を伺っていて、一本筋の通ったスクールだなと感じます。
「ありがとうございます。おそらく同じように感じてくださった方々が全国から受講しに来てくださっています。千葉県内にあるスクールですからやはり関東圏からお越しになる方が多いですが、それこそ沖縄にお住まいの方もいらっしゃったりするんです」
——国家ライセンス取得で壁となるのは、費用もさることながら受講のために数日間空けなくてはならない点だと思うのですが、遠方からとなるとなおのこと大変そうです。
「当校では◯日から△日までとあらかじめ受講期間を設定しているのではなく、空きのある日からご自分で選んで必要なコマ数を受講するという自動車学校のようなスタイルを採用しています。
ですので、4日続けて家を空けるのが難しければ、週に1回来るのを4週繰り返すといった受講方法でも大丈夫です。毎週の東京出張ついでに週1で受講されていた方も実際にいらっしゃいますよ」
——柔軟に日程を組めるのはありがたいですね。では最後に、ドローンスクールでの受講を検討中の方に向けてメッセージをお願いします。
「ドローンのライセンスを取るとひと口に言っても、確かな技術をもって飛ばしたいから取るケースと、とりあえずライセンスを取っておこうというケースがあると思います。
それは人それぞれですが、ただライセンスホルダーになっておきたいだけというのではなく、本当にドローンを飛ばしたい、そして飛ばすからには技を極めたいといった思いをお持ちなら、当校が選択肢だと思います。腕を磨きたい方のお越しをお待ちしています」
——本日は貴重なお話をありがとうございました。
DRONE★VILLAGE YACHIYOについてもっと詳しくお知りになりたい方、問合せ先情報をご覧になりたい方は、こちらをご参照ください。
DRONE★VILLAGE YACHIYOに興味を持ったら……
6,000㎡の敷地には屋内外の各種練習場、さらには自由にドローンを飛ばせる25,000㎡の農地。都心部のスクールとは比較にならないほどに恵まれた練習環境のDRONE★VILLAGE YACHIYOですが、実は東京都内から車で小一時間と意外と近い場所にあります。
また、充実したハード面ばかりに目が行きがちですが、肝心の講習も本格派。
やるからにはしっかりやりたい。ただ習うだけではなく高レベルな技術を身につけたい。そんな思いに応えてくれるスクールだと今回の取材を通じて感じました。
社有施設と社員だけで運営しているからこそ実現できるリーズナブルな受講料も大きな魅力ですよね!
DRONE★VILLAGE YACHIYOにご興味をお持ちになった方は、案内書がこちらからダウンロード可能ですので、ぜひご覧ください。
電話(047-489-1313)やメール(info@dronevillage.co.jp)でのお問い合わせももちろん大歓迎とのことです。