【取材記事】ラボテックドローンアカデミー|広大な練習スペースや少人数制のわかりやすい講習が魅力!卒業後のサポートも充実のドローンスクール

【取材記事】ラボテックドローンアカデミー|広大な練習スペースや少人数制のわかりやすい講習が魅力!卒業後のサポートも充実のドローンスクール

和歌山県にある「ラボテックドローンアカデミー」は、広大な敷地で思いっきりドローンを飛ばすことができるドローンスクールです。

JUIDAの民間資格の他に、去年から導入された国家資格を取得することも可能です。

この記事では、「ラボテックドローンアカデミー」代表・江川様、インストラクターとしてご活躍する内山様と関戸様の3名に、スクールについて詳しくお話をお伺いしました。

ラボテックドローンアカデミー インタビュー画像

左から、内山様、関戸様、江川様

「ラボテックドローンアカデミー」の3つの魅力や、講習内容について詳しくご紹介します!

【ラボテックドローンアカデミー基本情報】

スクール名

ラボテックドローンアカデミー

取得可能な資格

・JUIDA操縦技能証明
・​​JUIDA安全運航管理者証明

・1等資格(1等無人航空機操縦士)
・2等資格(2等無人航空機操縦士)
※共に国家資格(免許)

主な提供コースの種類

・国家資格1等初学者コース、経験者コース
・国家資格2等初学者コース、経験者コース

・JUIDA操縦技能 2.5日間コース:座学1日、実技1.5日
・JUIDA安全運航管理 0.5日コース:座学0.5日
・操縦技能 + 安全運航管理 3日間コース:座学1.5日、実技1.5日
・操縦技能 + 安全運航管理 4日間コース(自動航行 + i-construction対応):座学2.5日、実技1.5日
・空撮講習 1日コース

※安全運航管理者証明取得コースの受講条件:JUIDA操縦技能証明書取得済みの方

受講場所

〒640-8452
和歌山県和歌山市梅原579-1

【アクセス】
国道26号線 中・栄谷インター(平井ランプ)から車で5分
阪和自動車道 和歌山北ICから車で20分
南海和歌山大学前駅から車3分
※なんば駅から特急で約50分。和歌山大学前駅から送迎あり。

ラボテックドローンアカデミーGoogle Map

運営会社

ラボテック・インターナショナル株式会社

──本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、スクールを運営されているラボテック・インターナショナル株式会社様は、どのような会社なのか教えてください。

「はい。弊社は主に、EMC試験、環境試験、各国認証試験といった、試験事業を主に行っております」

──試験業務とはどのようなものなんでしょうか?

「メーカーが作った電子機器などを販売するためには、各国の規定に基づいた条件をクリアしなければいけません。その条件をしっかりクリアしているかどうか試験を行うことが、弊社のメイン事業です」

──なるほど。そういった試験業務を取り扱う御社が、ドローンスクール運営を始められたきっかけなどはありますか?

「そうですね。弊社は和歌山に紀州ラボという施設を構えており、そこに試験で使うオープンサイトという広いスペースを所有しています。単純な発想になりますが、その広大な土地を有効利用できないかと考えた時に、ドローンの可能性、そして市場拡大の傾向もあるということで、スクール運営を初めてみようとなりました」

──そうだったんですね。御社のメイン事業とドローンがリンクする部分はありますか?

「今現在は特に繋がるようなところはないのですが、今後国内でドローンの開発が進み、機体の性能・運転試験が必要になってくることがあれば、我々の主な事業内容である試験事業を生かすことができるのでは、と考えています」

──国内製のドローン開発も活発になっていますから、今後は機体試験の需要も生まれてきそうですね。
それでは続いて、ラボテックドローンアカデミーの魅力について教えて下さい。

「はい。当スクールの大きな魅力として、

  • 広大な面積を有する練習場
  • 充実したアフターサービス
  • 少人数制の講習

この3つが挙げられると思います。1つずつ詳しくご説明しますね」

広々とした実技スペースで、障害物を気にすることなく安全にドローンの飛行練習が可能!

広々とした実技スペースで、障害物を気にすることなく安全にドローンの飛行練習が可能!

「まずは、スクール運営を始めようと思った理由でもある、思いっきりドローンを飛ばせる広い練習場です。50m×90mの範囲プラス、下記画像の赤枠部分が飛行可能なエリアとなります」

ラボテックドローンアカデミー 広い野外練習場

──かなり広々とした練習スペースなんですね!

「はい。広い敷地内で障害物などを気にせず、ドローン技術を学んでいただけます。民間ライセンスコースは、屋内の飛行施設を利用することも可能です」

──全天候対応なんですね。スケジュール通りに講習が行えますね。

「はい。そして係留装置※も2機所有しておりますので、夜間講習なども安全に行っていただけます」

※係留装置とは?

強固な紐やワイヤーでドローンを繋ぎながら、飛行させることができる装置。

操作ミスやドローントラブルによる、飛行エリア外への飛び出し事故を防ぐことができます。

卒業後も充実のサポートで安心!国家資格に向けた練習も可能

卒業後も充実のサポートで安心!国家資格に向けた練習も可能

「2つ目の当スクールおすすめポイントは、アフターサービスの充実です。3日間および4日間コースの卒業生には、当社営業日およびスクール開校日に、無料にて飛行場をドローン練習にご利用いただけます」

──あの広い練習場を無料で使えるのは嬉しいですね。

「はい。去年から、ドローンの免許制度が始まりましたが、国家資格はハードルが高いと思われている方も多いと思います。ですので、民間ライセンスを取得し、国家資格にすすむというステップを踏んでいただくのもいい方法だと思います。初心者の方は特に、国家資格を初学者として受けるより、時短になったり費用を抑えられる場合もあります。当スクールの卒業生は練習場を無料でご利用いただけるので、民間ライセンスを取られた方は、たっぷり練習を積んでいただくことで、国家資格合格の技能を効率よく身につけられるのではないでしょうか

──なるほど。練習場の確保もなかなか大変ですしね。

「そうですよね。それから、業務でドローンを利用する方は実験や検証等にも利用していただければと思います。

その他にも、機体購入・機体の初期設定もお手伝いいたします。また、初めての方は難しく感じる飛行許可申請についてもサポートさせていただきますよ」

──卒業後もドローン活用までしっかりサポートしてくれるのは助かりますね。

少人数制講習で、細やかな指導が受けられる!個別の講習日程調整もぜひ相談を!

少人数制講習で、細やかな指導が受けられる!個別の講習日程調整もぜひ相談を!

──それでは最後の魅力についてお伺いします。

「はい。最後は少人数制講習ということです。JUIDAの民間資格取得コースは、インストラクター1人につき受講者は4名まで。国家資格取得コースは受講者3名までとなっております」

──少人数講習のメリットはどんなことがあげられますか?

「やはり、1人ひとりとしっかり向き合った講習ができるということですね。常に受講者様とフェイストゥーフェイスで接することで、それぞれのレベル、進捗具合に合わせた細やかな指導ができます。受講者様の都合に合わせた個別の講習日程調整なども可能なので、お忙し方もご相談いただければと思います」

趣味利用も業務活用もカバー! i-constructionや国家資格に対応し、今後のドローン活用に生かせるコース設定が魅力

──続いて、提供されているコースについて教えて下さい。現在そちらのスクールではどのようなコースを受講できますか?

「はい。当スクールでは、

国家資格取得が可能なコース

  • 国家資格1等初学者コース、経験者コース
  • 国家資格2当初学者コース、経験者コース

民間資格(JUIDA)取得が可能なコース

  • JUIDA操縦技能 2.5日間コース
  • JUIDA安全運航管理 0.5日コース
  • JUIDA操縦技能 + JUIDA安全運航管理 3日間コース
  • JUIDA操縦技能 + JUIDA安全運航管理 4日間コース(自動航行 + i-construction対応)

専門コース

  • 空撮講習 1日コース

上記コースをご提供しております。

まずは3月に開講した国家資格取得コースですが、こちらは1等・2等共に初学者と経験者両方のコースを設定しています」

──国家資格取得コースは、4月現在で受講された方はいらっしゃいますか?

「はい。2等コースを修了された方がすでに2名いらっしゃいます。申し込みも何件かいただいており、皆様の国家資格への関心とリアクションの早さに驚きました。

続いて、JUIDAライセンスが取得できるコースです。

操縦技能と安全運航管理が別々に取得できるコースと、まとめて一緒に取得できるコース、そして『自動航行+ i-construction対応コース』があります」

──自動航行+ i-construction対応ということですが、どのような講習内容になるのでしょうか?

自動航行は、設定方法や自動航行コースの作成、自動航行アプリの説明などを解説していきます。

i-construction※に関しましては、その概要やデータ解析と計測方法の説明など、建設現場においてi-constructionの全面的な活用を目指す方への講習となっております」

※ i-Construction(アイ・コンストラクション)とは

国土交通省が推進する i-Construction(アイ・コンストラクション)は、「建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指す新しい取組」として 2016 年度よりスタートしました。

参考:ラボテックHP/i-Construction とは?

──国が推奨する取り組みということで、今後建設事業などで利用する方におすすめの講習内容ですね。

「そうですね。そして最後は専門コースとして、空撮講習コースがあります。ライセンスの取得はできませんが、空撮においてのポイントやテクニック、機体・撮影環境に合わせたカメラの設定方法、動画編集など、空撮経験の豊富な講師が指導します。当スクール卒業生は受講費用の割引もありますよ」

──空撮をしっかりと学びたい人には嬉しいコースですね。受講生はどのような目的の方が多いですか?

「現在は趣味と業務利用の方が半々くらいでしょうか。以前は趣味利用の方が多かったのですが、国家ライセンスの開始やi-construction推進の動きに伴い、業務利用目的で受講される方が増えてきましたね」

──ラボテックアカデミーは、趣味・業務どちらの目的にも対応できるコース設定なんですね。

疑問や不安はその場で解決!質問しやすい雰囲気の講習で楽しく学ぶ

疑問や不安はその場で解決!質問しやすい雰囲気の講習で楽しく学ぶ

──それでは続いて、講習において意識されているポイントを教えて下さい。

「はい。ドローンは、普段の生活にあまり馴染みがないものかと思います。初めて見る、触るという方も多い中で、初めて聞くような言葉や分かりにくい表現を、なるべくわかりやすく、皆様にしっかりと理解していただけるように座学や実技を行うよう意識しています」

──確かに、ドローンを学ぶ上では航空法などの法律も出てくるので、難しそうだなと思ってしまいますね。

「そうですよね。受講者様のちょっとした疑問など、どんな些細なことでも質問していただきたいですし、質問や疑問を声に出しやすい環境作りを心がけています」

──学びやすい雰囲気のスクールなんですね。座学はオンライン講習にも対応していますか?

「はい。JUIDAの民間ライセンス取得コースにおいては、オンライン講習も可能です」

経験豊富な講師陣から、専門的アドバイスや指導が受けられる!

──それでは、ラボテックドローンアカデミーの講師の方についてお伺いします。現在はどれくらいの講師が在籍していますか?

「はい。JUIDAの民間ライセンス講習を主に担当する講師が4名、国家ライセンスコースは1名の講師が講習にあたっています」

──本日この場にいらっしゃる内山さんも、インストラクターとして講習をされているんですよね?

「はい。私の経歴・実績を簡単にご紹介させていただきますと、ドローン歴は6年程度で、学校の卒業アルバムの画像・ムービー作成や、鉄道会社のプロモーション撮影、イベント撮影などの業務を行ってきました」

──なるほど。空撮のプロとして活動されていたんですね。

「そうですね。また、農家を営む家族がいるので、ドローンを使った農薬散布などの経験もあります。受講者様には空撮テクニックや動画編集、農薬散布のアドバイスも可能ですよ」

広大な飛行場で楽しくドローン技能を学べます!まずは無料体験コースへ!

──御スクールでは無料説明会などは開催されていますか?

「はい。無料体験コースを開催しております。当スクールのHPから申し込み可能です」

──無料体験コースでは、どのようなことを体験できますか?

「簡単な座学30分と、実際に機体に触れ、ドローンの飛行体験をしていただく実技を30分。大体1時間程度のコースですね。そこで、『ドローンとはどういうものなのか』『どういう風に操縦するのか』ということを知っていただき、スクールや講師の雰囲気なども合わせて感じていただければと思います」

ラボテックアカデミーの無料体験の様子は、下記動画でもご確認いただけます!

──それでは最後に、受講を検討されている方へメッセージをお願いいたします。

「はい。当スクール自慢の広々とした飛行場で、思いっきりドローンの練習をしていただきたいです。ドローンって難しそうだなと感じている方も、私たちが分かりやすく、そして楽しく、しっかりとした知識と技術を身につけていただけるようお手伝いいたします。機体の購入や各種設定もサポートし、保険のご紹介もしておりますので、卒業後はすぐにドローンを飛ばすことが可能です。2名以上で申し込みいただくと団体割引もありますので、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います!」

──色々とお話をお伺いして、とても魅力的なスクール様だなと感じました。本日はお忙しいところありがとうございました。