
「ドローンシミュレーターは家でドローンの練習ができるって本当?本物みたいに操作できるの?」
「自分に合うドローンシミュレーターは、どうやって選べばいい?」
ドローンに興味があるが操作の練習方法がわからない人、購入したものの飛ばす機会や場所がない人…そんな方は『ドローンシミュレーター』が気になりますよね。
ドローンシミュレーターとは、ドローンでの飛行を再現するソフトウェアのこと。
実機なしで、本格的なドローンの操作練習ができ、天候や風速、建造物などを設定して、さまざまな飛行環境を体験できます。
種類は豊富で、価格も無料から数万円超まである上に、機能や性能もさまざまなので、自分に合うものを選ぼうとして迷ってしまう人は少なくありません。
そこで本記事では、あなたに合うシミュレーターの「選び方のポイント」を伝授します。
また、「パソコン用」と「スマホ用」各々のおすすめシミュレーターを7選ご紹介しますので、きっとお気に入りが見つかります。
ただ、パソコンやスマでの操縦が上達したからといって、実機が同じように操縦できると考えるのは誤りです。
実際の操縦では、シミュレーターでは予期しない問題が発生する可能性があるからです。
ドローンをスムーズに飛行させるためには、リスクに対応するための実地訓練が必須です。
記事後半では、飛行許可や免許いらずで、室内で操作練習ができる軽量小型の「トイドローン」をご紹介しますので、そちらも参考にしてください。
この記事を読めば、ドローンシミュレーターへの理解が深まり、何ができるかが具体的にイメージできます。
あなたの用途に応じたものが選べる内容になっていますので、ぜひ最後まで目を通して頂けたらと思います。
目次
事故の心配なく操縦練習!ドローンシミュレーターを活用しよう
まず1章では、ドローンシミュレーターについて次の順に解説します。
- ドローンシミュレーターとは
- ドローンシミュレーターを活用する4つのメリット
- 実際の飛行の前には実機練習も必要
始める前に、しっかり把握しておきましょう。
ドローンシミュレーターとは
ドローンシミュレーターとは、ドローンでの飛行を再現するソフトウェアのことです。
実機なしで、操作練習を繰り返し行うことができます。
また、天候や風速、建造物や障害物などを設定して、さまざまな飛行環境を体験できます。
シミュレーターでは、離着陸の練習から、悪天候下の操作、狭いビルの谷間をすり抜けたり、高速でゲートをくぐり抜けたりと、実際に起こり得る難しい操縦を体験して飛行能力を高められます。
実際には練習できない墜落や事故も、安全な環境下で何度でも体験して、リスクを回避する操作技術が習得できます。
3Dゲームのようなリアルな風景を背景に飛べるものもあり、ドローン利用者はもちろん、実機なしでドローンを体験したい人にとっても、部屋にいながら飛行を楽しめる便利なツールといえるでしょう。
ドローンシミュレーターを活用する4つのメリット
ドローンシミュレーターを活用するメリットは、4つあります。
- 場所を選ばない
- 天候に左右されない
- 費用が抑えられる
- 操縦スキルが身につく
順に解説していきます。
場所を選ばない
ドローンシミュレーターは実機を使用しないため、飛ばす場所に頭を悩ませる必要がありません。
家のすぐそばにドローンを飛ばせる場所があるという人は珍しいのではないでしょうか。
ドローンの飛行には、さまざまな規制やルールがあります。
知らずに広場や公園などで飛ばすと、法律に違反してしまう可能性もあるので注意が必要です。
シミュレーターであれば、場所を選ばず、部屋にいながら、ドローン飛行が体験できます。
天候に左右されない
ドローンシミュレーターは、天候に関係なく操縦が試せます。
実機では、雨や風が強い日は事故のリスクがあるため、ドローンを飛ばすことが困難です。
シミュレータであれば、あえて嵐の空を想定をした操縦体験も可能になります。
費用が抑えられる
ドローンシミュレーターは、実機を使わないため費用がほとんどかかりません。
ドローンの購入には、安くとも5万円くらいは必要になります。
場所を借りて飛ばす場合、また、万一損傷した場合の修理費まで考慮すると、それなりの費用を見積もらなくてはならないでしょう。
シミュレーターは無料と有料がありますが、有料でも数千円から選べますので、実機に比べて、出費は大きく抑えられます。
操縦スキルが身につく
ドローンシミュレーターの活用で、操縦スキルが身につきます。
ドローンの操縦には一定の技術が必要です。
初心者がいきなり実機を扱うのは難しい上に、事故などのリスクがあります。
シミュレーターでは、離着陸や飛行の練習から、悪天候下、狭い場、高速飛行など、難しい環境での操縦を体験して飛行能力を高められます。
参考:【レビュー】外出の必要なし!家でドローンを練習できるシミュレーターを紹介!【ポラリスエクスポート】
上記の動画のように、実際には練習できない墜落や事故もシミュレーションして、リスクを回避する操作技術が習得できます。
実際の飛行の前には実機練習も必要
シミュレーターを体験することで、ドローンの操作技術を身につけることはできます。
しかしながら、そのまま実機の操縦に移れるかというと、シミュレーターの練習だけでは不十分で、「トイドローン」などを使った実機練習が必要です。
トイドローンは、おもちゃ感覚で使用できる小型で軽量のドローンのことです。
ドローン操縦では、実機特有の「振動感覚」や、「操作スティックの感触」があり、シミュレーターしか経験がなければ、戸惑って操作ミスをしてしまうリスクがあります。
初心者が実際のドローン飛行をする前には、次の順番での練習方法がおすすめです。
①ドローンシミュレーターで操作に慣れる
②トイドローンで実機練習をする
③シミュレーターとトイドローンの両方を繰り返して練習する
ドローンシミュレーターで天候や障害物などを想定したリアルな操縦ができるといっても、すべてのケースではなく、実際の操縦では、予期しない問題が発生する可能性があります。
また、シミュレーターから、いきなり実機に移ると緊張してしまい、高価な機体をぶつけて壊してしまったといった例も少なくありません。
ドローン飛行には、安全面に配慮し、周囲の人々や建物に注意を払い、臨機応変に適切な飛行を行う技術が必要です。
多彩な機能を持つシミュレーターですが、それをマスターしただけで実機を自在に操縦できるわけではないことも覚えておきましょう。
次章からは、おすすめのドローンシミュレーターを紹介していきます。
シミュレーターは、ドローン操縦練習の一歩目であることを念頭において、読み進めて貰えたらと思います。
また、トイドローンに関しては、実機での練習なら「トイドローン」がおすすめで解説しますので、そちらを参考にしてください。
ドローンシミュレーターの選び方|4つのポイント
ドローンシミュレーターを選ぶ際は、次の4つのポイントに留意しましょう。
- 自分が欲しい機能を確認して選ぶ
- 対応するOSやバージョンを確認して選ぶ
- 価格に着目して選ぶ
- 「パソコン用」か「スマホ用」のどちらかを選ぶ
順に解説していきます。
自分が欲しい機能を確認して選ぶ
ドローンシミュレーターは、自分が欲しい機能が搭載されているかどうかを確認して選びましょう。
それには、自分がドローンシミュレーターで実現したいことを明確にしておくことが重要です。
レースのためのフライトスキルの向上や、ドローンの運用法の習得、空撮映像の制作など、目的に合わせて必要な機能や特徴が異なるからです。
【ドローンシミュレーターに搭載される主な機能(例)】
カメラモード |
異なるカメラモード(自由移動、追跡、パノラマなど)を選べる |
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リアルタイム映像ストリーミング |
ドローンのカメラ映像をリアルタイムでストリーミングできる |
環境変更オプション |
風や天候条件、照明条件などの環境設定をカスタマイズできる |
リアルタイムデータ表示 |
高度、速度、バッテリー残量などの情報をリアルタイムで表示 |
バーチャルトレーニングコース |
フライトスキル向上のために設計されたトレーニングコースやミッションを試せる |
ドローンモデルの選択肢 |
ドローンモデル(クアッドコプター、ヘキサコプター、オクトコプターなど)を選択できる |
環境のカスタマイズ |
地形、建物、障害物など、シミュレーション環境を自由にカスタマイズできる |
レースモード |
レーストラックや競技モードが用意されており、ドローンレース体験ができる |
モーションコントロール |
ドローンの操作を手の動きやジェスチャーで行える機能 |
(※)機能や機能名称は製品によって異なります。
たとえば、レースの練習をしたい人は、リアルなコースマップや高度な操縦技術を磨けるレースモード機能が充実したシミュレーターが適しています。
写真や映像の撮影に興味がある人は、カメラの機能に注目して選ぶと良いでしょう。
カメラモードの切替や、リアルタイムの映像ストリーミング機能は、撮影のクオリティを向上させるのに役立ちます。
また、ドローンの修理やメンテナンスを学びたい人には、ドローンの部品の損傷やプロペラ交換など、修理のシミュレーションを行える製品もあります。
ドローンシミュレーターはものによってさまざまな機能があるため、自分の実現したい目的やニーズに必要な機能を確認してから、適切なドローンシミュレーターを選ぶことが重要です。
対応するOSやバージョンを確認して選ぶ
自分が使用しているコンピューターの、OSやバージョンに対応しているかどうかを確認することも忘れてはなりません。
ドローンシミュレーターによっては、WindowsやiOSなど特定のOS、また一定以上のバージョンにしか対応していない場合があります。
その場合、異なる環境では動作が行えなくなるので、前もって確認しておくことが大切です。
当たり前のようですが、見落としがちなポイントのひとつとして、しっかり把握しておきましょう。
価格に着目して選ぶ
ドローンシミュレーターには、無料版と有料版があるので、価格にも着目して選びましょう。
無料版と有料版の違いは、機能やシミュレーションの精度です。
無料版でも基本的な機能は備わっていますので、一般的な操縦技術を学んだり、楽しんだりするには十分です。
有料版では、より高度な機能がリアルなシミュレーション体験ができます。
価格は、機能や利用期間によっても異なります。一般的には数千円から1万円程度が相場ですが、中には10万円以上する高額なものもあります。
無料版がおすすめの人 |
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有料版がおすすめの人 |
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ドローンシミュレーターは、自分の目的やニーズとともに、予算も考慮して選びましょう。
「パソコン用」か「スマホ用」のどちらかを選ぶ
ドローンシミュレーターには、パソコン用とスマホ用があります。
自分が使用する環境や目的に合わせて、適した方を選びましょう。
パソコン用がおすすめの人 |
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スマホ用がおすすめの人 |
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どちらを選べばいいかは、どのような用途や環境で使用したいかを明確にすることで判断できます。
次章から、「パソコン用」と「スマホ用」に分けて、おすすめのドローンシミュレーターを紹介していきますので、そちらも参考にしてください。
【パソコン用ソフト】ドローンシミュレーターおすすめ3選
パソコンで飛行体験ができる、ドローンシミュレーターのおすすめソフトをご紹介します。
- DJIフライトシミュレーター(無料/有料)
- RealFlight(有料)
- VelociDrone(無料/有料)
順にみていきましょう。
※ご紹介するドローンシミュレーターの使用では、別途、送信機やゴーグルなどが必要となります。ソフトによって適応する機種が違いますので、購入の際には確認するようにしてください。
DJIフライトシミュレーター(無料/有料)
DJIフライトシミュレーターは、大手ドローンメーカー「DJI」が提供しているフライトシミュレーターで、Windowsパソコン専用のソフトです。
実際のDJIドローンの送信機を使って飛行シミュレーションを行い、実機さながらのリアルな操作感覚が体験できます。
基本的な飛行スキルから、環境に合わせて自由に操縦する機能、最大速度での飛行、また送電線の点検など様々なシミュレーションが可能です。
無料版の他に有料のエンタープライズ版、電力業界向け特化版があり、DJIのホームページからダウンロードが可能です。
有料版は、企業でのトレーニングに適した機能が充実しています。
特徴 |
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推奨環境 |
Windows10 |
価格 |
無料/有料(価格は要問い合わせ) |
公式サイト |
RealFlight(有料)
RealFlightは、自宅で本格的にドローンの練習ができるWindowsパソコン専用のシミュレーターで、様々なシリーズが展開されています。
最新の技術を用いて機体の細部までこだわり、実機そっくりに再現されたグラフィックが特徴。
多数のドローンスクールやワークショップの講習用ツールにも採用されています。
ドローンだけでなく飛行機やヘリなど合計130機種以上の機体が登録されており、様々な航空機のフライトをシミュレーションすることができます。
さまざまなコースや条件を選択できるほか、自分好みにコースをカスタマイズすることも可能です。
風速設定も可能で、風が強い日、ビルの外壁点検など、本番に向けた飛行感覚を磨けるのも魅力です。
特徴 |
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推奨環境 |
Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 8.1 |
価格 |
有料(価格は要問い合わせ) |
公式サイト |
VelociDrone(無料/有料)
出典:VelociDrone
VelociDroneは、プロのドローンレーサーからも練習用として認められているFPVドローンのシミュレーターです。
FPVドローンとは、操縦者がリアルタイムでドローンの視点を体験できるドローンのこと。
一般のドローンより高速でアクロバティックな飛行が可能なことから、ドローンレースや競技などで活用されています。
VelociDroneは、FPV対応で、操作に対する機体の挙動が良く、実機に近い操作感覚を掴むのに最適です。
コースの数が多く、マルチプレイも楽しめます。
ほかのドローンシミュレーターと比べ、無料版でも難易度が高いといわれているので、初心者の方は、まず無料版で練習を重ねてみる事をおすすめします。
特徴 |
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推奨環境 |
Windows 10以降(64bit版のみ)、Mac、 Linux (Debian / RedHat) |
価格 |
無料/有料(価格は要問い合わせ) |
公式サイト |
【スマホ用アプリ】ドローンシミュレーターおすすめ4選
スマートフォンやタブレットの画面をスティック代わりにしてドローンの操作がシミュレートできる、おすすめのアプリをご紹介します。
- Electric RC Sim(有料)
- FPV Freerider(無料/有料)
- DJI Virtual Flight(無料)
- Quadcopter FX Simulator(無料/有料)
順にみていきましょう。
※ご紹介するアプリはスマホだけで操作できますが、よりリアルな操縦体験を求める際には、別途、送信機やゴーグルが必要となる場合もあります。
Electric RC Sim(有料)
Electric RC Simは、iOSに対応したフライトシミュレーターです。
機体は全11機、2種類のドローン、9種類の固定翼機(飛行機)の飛行練習が可能です。
コースは4種類用意されていて、コースによって風の強さが変わったり、機体によって動きが異なったりなど、実機の飛行に近い形でドローン操作を体験できます。
実機に近い操作が試せるため、ドローンを購入する前や、購入したばかりの初心者の方におすすめです。
iPadにも対応しています。
特徴 |
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OS |
iOS 6.0以降 |
価格 |
有料(480円)※価格は変動する場合があります。App内課金があります。 |
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FPV Freerider(無料/有料)
出典:Google Play|FPV Freerider
FPV Freeriderは、本格的なスピード感でFPVドローンの操縦練習ができる、Androidユーザー向けのアプリです。
一人称視点(FPV)と見通し線(LOS)の飛行が体験できます。
メインメニューで低解像度と低グラフィック品質を選択すると、最高のパフォーマンスが得られます。
無料版ではフィールドが砂漠しか選択できませんが、有料版では公園や立体駐車場などを選べます。
特徴 |
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OS |
Windows 4.1 以降 |
価格 |
無料(体験版)/有料(330円)※価格は変動する場合があります。 |
購入はコチラ |
4-3.DJI Virtual Flight(無料)
出典:App Store|DJI Virtual Flight
DJI Virtual Flightは、DJIのフライトシミュレーターチームによってデザインされた「FPVドローン」の飛行練習ができる無料アプリです。※FPVは一人称視点という意味です。
手軽に、どこでも、没入感あふれる飛行を体験することができます。
自宅でくつろぎながら、ワクワクするような飛行体験を楽しみましょう。
特徴 |
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OS |
iOS 12.0以降 |
価格 |
無料 |
ダウンロードはコチラ |
Quadcopter FX Simulator(無料/有料)
出典:Google Play|Quadcopter FX Simulator
Quadcopter FX Simulatorは、実際のドローンの物理モデルに基づいて設計された、実機に近いリアルな操縦練習ができるアプリです。
目視飛行とFPV飛行の切り替えができるほか、離陸場所に自動的に戻るリターン機能、リモコンスティックから手を離した際にその位置を保つポジションホールドなど、実際のドローンに搭載されているような機能を備えています。
カメラのジンバルも稼働するので、フリースタイル空撮の練習もできます。
ただし、日本語表示がないのでセッティング等には注意が必要です。
特徴 |
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価格 |
無料/有料(550円〜)※価格は変動する場合があります。 |
購入はコチラ |
Google Play(無料体験版) |
実機での練習なら「トイドローン」がおすすめ
あなたに合ったシミュレーターは見つかりましたでしょうか。
お気に入りを選んで、ぜひドローン操縦を体験していただきたいですが、1章で先述したように、『シミュレーターで練習しただけで、実機が簡単に操縦できる訳ではない』ということも忘れないようにしてください。
実際のドローン操縦では、実機特有の「振動感覚」や「操作スティックの感触」があり、リアルタイムでの対応が求められます。
ゲーム感覚で楽しむだけならいいですが、ドローン操作習得が目的の場合、シミュレーターだけでは実機の感覚が掴みにくいため、併行して「トイドローン」の利用をおすすめします。
- トイドローンとは
- トイドローンおすすめ2選
順にみていきましょう。
トイドローンとは
トイドローンとは、おもちゃ感覚で使用できる総重量100g未満の小型で軽量のドローンのことです。
おもちゃに分類されるため、航空法の無人航空機規定の対象外となり、飛行のための許可や免許は基本的に必要ありません。
価格も、数千円からと安価であるため、気軽に始められます。
ただ、軽量であるため風には弱く、屋外の風だけでなく、エアコンの強風でも制御不能になる可能性があるため注意が必要です。
また、屋外でのトイドローンの飛行では、空港や国の重要施設の近くを飛行させてはいけないという、小型無人機等飛行禁止法が適用されます。
【トイドローンの特徴まとめ】
- 総重量100g未満と小型で軽量
- 飛行の許可や免許は必要ない
- 価格が安い(数千円〜)
- 風に弱い
- 屋外での飛行では小型無人機等飛行禁止法が適用される
トイドローンおすすめ2選
トイドローンは、お子さんのプレゼントに、ドローンの練習用に大変人気があり、さまざまな機能や性能を備えた商品の種類も豊富です。
何を選べばいいか迷う人も多いと思いますので、ここで、おすすめのトイドローンを2つご紹介します。
- HS210Pro(Holy Stone)
- LIVE STYLE Type-300HDTS050(京商)
それぞれ解説しますので、トイドローンを選ぶ際の参考にしてください。
HS210Pro(Holy Stone)
出典:Amazon
「HS210Pro」は、スマホと連動させることで、撮影した映像をリアルタイムで確認できる室内飛行用のトイドローンです。
スピードは3段階、操縦モードは2種類。
高度を保ったまま安定して飛行できるよう、高精度の気圧センサーを搭載しています。
容量300mAhのバッテリーを3個付けることで、15分連続の飛行も実現しました。
飛行中、地面との距離が1m以内なら緊急停止ができるなど、安全面に配慮がされているのもポイント。
ワンキー操作で手軽に楽しめるため、ドローン初心者やお子さんも安心して使用できます。
商品名(販売元) |
HS210Pro(Holy Stone) |
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重量 |
33g |
価格 |
7,990円〜8,790円(税込)※価格は変動する場合があります。 |
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LIVE STYLE Type-300HDTS050(京商)
出典:Amazon
「LIVE STYLE Type-300HDTS050」は、トイドローン初の距離と位置を光学的に測定する“オプティカルセンサー”を搭載した手の平サイズの機体が人気です。
リアルタイムで“モニタリング空撮”ができるこのシリーズは、3つのパターンで操縦を楽しめます。
- 送信機だけでコントロール
- 専用アプリをダウンロードし、スマホだけでコントロール
- スマホやタブレットを、付属する2.4GHz、モード2採用送信機のアタッチメントに装着し、空中動画をFPV(一人称視点)でライブ映像を楽しみながらコントロール
連続飛行時間は約6分、飛行距離は約30m。
安全面に配慮し、プロペラをガードするプロテクターも装備しています。
商品名 |
LIVE STYLE Type-300HDTS050(京商) |
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重量 |
約35g |
価格 |
4,066円〜6,845円(税込)※価格は変動する場合があります。 |
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CHECK!
【飛行ルール】
令和4年6月20日から、重量100g以上の機体が「無人航空機」の扱いに変わり、飛行許可承認申請手続きを含む、航空法の規制対象になりました。
紹介したトイドローンは2機とも100g以下ですが、中には100gを超える重量のトイドローンも存在します。
100g以上のドローンは模型航空機ではなく無人航空機の扱いとなり、国が定める航空法や地方自治体の条例などの法的な規制の遵守が求められますので注意しましょう。
まとめ
ドローンシミュレーターについてまとめておきます。
ドローンシミュレーターは、実機なしでドローンの操縦体験ができるソフトウェアのこと。
使用のメリットは4つです。
- 場所を選ばない
- 天候に左右されない
- 費用が抑えられる
- 操縦スキルが身につく
数多い中から選ぶ際のポイントは4つあります。
- 自分が欲しい機能を確認して選ぶ
- 対応するOSやバージョンを確認して選ぶ
- 価格に着目して選ぶ
- 「パソコン用」か「スマホ用」のどちらかを選ぶ
注意点は、使用目的が実機の操縦練習である場合、シミュレーターだけでは安全面のリスクが高いことです。できるだけ実際のドローンでの練習も検討しましょう。
操縦練習には、室内で飛ばせる「トイドローン」がおすすめです。
記事を参考に、あなたに適したドローンシミュレーターを選んで頂けたらと思います。