ドローンの求人サイト11選｜未経験可・地域での仕事内容や探し方

「ドローンの求人はあるの？どうやって探せばいいのか知りたい」

「ドローンの求人の仕事内容は？未経験でもできる仕事はあるの？」

ドローンの仕事に興味があり求人を探すときに、どのように探せばいいのか気になりますよね。ドローンの求人は現時点では多くないものの、下記のような方法で探せます。

ドローンの求人を探す方法

①ドローン関連の求人を掲載している求人サイトを利用する ②ドローン関連業務をしている企業・スクールの公式サイトを見る ③クラウドソーシングサービスに登録する ④派遣会社に登録する ⑤ドローン業界に知り合いを作る ⑥ドローンスクールに通う

探し方によっては「コツ」が必要なので、適切な探し方を理解して自分に合う仕事を選ぶ必要があります。 そこでこの記事では、ドローンの求人の探し方や求人に掲載されている仕事内容、求人を見るときのポイントなどをまとめて解説していきます。

とくに、探し方では実際にドローンの求人を扱っている求人サイトのみをピックアップしているので必見です。

この記事を最後まで読めばドローンの求人の探し方が理解でき、自分に合う仕事を見つけられるようになります。

資格の有無や経験問わずチャレンジできる仕事内容もあるので、ぜひチェックしてみてください。

ドローンの求人は多くないものの増加傾向にある

ドローンの求人情報は多くはないものの、増加傾向にあります。求人情報の一括検索サービス「求人ボックス」のデータによると、ドローンの求人数は2022年4月から右肩上がりで増えています。

出典：求人ボックス公式サイト

実際に求人サイトを見ても、少なからずドローンに関連の求人情報が探せる状態です。2023年6月時点でのドローンの求人情報には、下記のような傾向があります。

ドローン求人の傾向

①正社員求人は圧倒的に「エンジニア」が多い ②空撮の求人は意外と少ない ③ドローン関連業務の求人が増えてきている

ドローンの求人を確認する前に、どのような傾向があるのか把握しておきましょう。

正社員求人は圧倒的に「エンジニア」が多い

ドローンの正社員求人は、エンジニアが圧倒的に多いです（仕事内容は「ドローンエンジニア」で解説しています）。現在ドローン業界は、深刻なエンジニア不足です。国内でのドローン市場の拡大に伴いドローン機体の開発にも力が入ってきており、新規参入する企業が増えています。

一方で、ドローンの設計や開発には航空工学や電子工学、プログラミング言語などの専門知識が必要です。このような知識を持つ人材が不足しており、需要と供給のバランスが崩れているのが現状です。

そのため、ドローン機体やソフトウェアの設計、検証などドローンエンジニア領域の求人数は多くなっています。大手企業の求人やドローン設計に新規参入する企業の求人も見受けられ、スキルや知識があれば高収入も狙えるでしょう。

空撮の求人は意外と少ない

ドローンと聞くと写真や映像を撮影する「空撮」を思い浮かべることが多いかと思いますが、空撮の求人は意外と少ないです。

実は、空撮は一定規模の案件は映像制作会社やトップレベルのフリーランスに回ってしまう傾向があります。そのため、正社員や契約社員として働ける空撮業務が出回る機会があまりないのです。

もちろん、現状も空撮の求人はゼロではありませんが、エンジニアと比較すると選択肢は限られていると言えるでしょう。

ドローン関連業務の求人が増えてきている

ドローンの求人を見るとドローンの操縦や講師など従来からあった業務に加えて、下記のようなドローン関連業務の求人が増えてきています。

• ドローン関連の営業
• ドローンのカスタマーサポートサービス
• ドローン関連の販売スタッフ
• ドローンの簡易組み立て作業

例えば、アルバイトでも取り組める販売スタッフや組み立て作業は、ドローン市場が拡大しているからこそ生まれた仕事でしょう。同じくドローンの導入先を増やす営業も、ドローンへの興味関心が高まっているから仕事として成り立っています。

このように、ドローン操縦ができない場合でも、ドローンに関連する業務を選ぶとドローン業界に携われるようになります。

ドローンの求人情報が探せるサイト11選

ここからは、ドローンの求人情報が探せるサイトをご紹介します。2023年6月時点で、実際にドローンの求人情報が掲載されていることが確認できるサイトのみを厳選しています。

どのような求人サイトを使えばドローンの求人情報が見つかるのか分かるので、ぜひチェックしてみてください。

比較的幅広いドローンの仕事を扱っている求人サイト

まずは、比較的幅広いドローンの仕事を扱っている求人サイトをご紹介します。

比較的幅広いドローンの仕事を扱っている求人サイト
indeed	求人情報専門の検索サービス
求人ボックス	求人情報の一括検索サービス
スタンバイ	全国の求人情報から求人を探せる検索エンジンサービス
ハローワーク求人情報	厚生労働省が運営している「ハローワーク」の求人検索サービス

indeed

出典：indeed公式サイト

「indeed」は、求人情報専門の検索サービスです。複数の求人情報サイトを巡回し情報収集しているため、多くの求人媒体の情報をまとめて閲覧できます。そのため、ドローンパイロットやエンジニア、スクール講師など幅広い仕事内容が見受けられます。

キーワードと勤務地を入力して検索するシンプルな仕組みなので「ドローン 操縦」「ドローンパイロット」「ドローン アルバイト」など目的のキーワードを入力するだけで、手軽に求人情報を見つけられます。

indeedの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイトなど
アプリ	ios・android対応
特徴	多くの求人媒体の情報をまとめて閲覧できる シンプルな仕組みで使いやすい
公式サイト	indeed公式サイト

求人ボックス

出典：求人ボックス公式サイト

「求人ボックス」は、株式会社カカクコムが運営している求人情報の一括検索サービスです。1,000万件以上の求人を掲載しており、ドローンに関する求人も複数見受けられます。

「求人ボックス」は下記のように検索履歴や検索条件を保存できる点が特徴です。検索履歴を見ると、過去に確認した求人がまだ募集しているのか確認できます。

出典：求人ボックス公式サイト

また、無料の会員登録を済ませておけば、1日1回新着求人情報をメールまたはLINEで受け取ることが可能です。効率よくドローンの求人を探したい場合は、利用を検討してみるといいでしょう。

求人ボックスの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・過去の検索履歴を保存できる ・無料会員登録をすると1日1回新着情報を受け取れる
公式サイト	求人ボックス公式サイト

スタンバイ

出典：スタンバイ公式サイト

「スタンバイ」も、全国の求人情報から求人を探せる検索エンジンサービスです。他の検索エンジンサービスと比べるとトップページから検索しやすく、勤務地やフリーワード、こだわり条件などで手軽に探せます。

例えば、こだわり条件では下記のように給与や勤務地、働き方を絞り込み、ドローン求人を検索できます。

出典：スタンバイ公式サイト

ドローン求人としてはエンジニアやドローンパイロット、営業など他の検索エンジンサービス同様に、幅広い仕事が掲載されています。

スタンバイの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・検索しやすいトップページで使いやすい ・こだわり条件では細かく条件を指定して検索できる
公式サイト	スタンバイ公式サイト

ハローワーク

出典：ハローワーク求人情報公式サイト

「ハローワーク求人情報」は、厚生労働省が運営している雇用サービス「ハローワーク」の求人を検索できるサイトです。ハローワークでは常時80万件以上の求人情報が公開されており、ドローン関連の求人も含まれています。

ハローワークへの求人掲載は求人募集をしている会社側の登録が必要なので、一定の水準を満たす企業からの求人のみが掲載されている点がポイントです。また、一般的な求人サイトには掲載しない中小企業の求人や地域に特化した求人が探しやすい傾向があります。

ハローワークの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	なし
特徴	・一定の基準を満たした会社の求人が掲載されている ・中小企業や地域に特化した求人を探しやすい
公式サイト	ハローワーク求人情報公式サイト

ドローンに関する転職に特化した求人サイト

ここからは、ドローンに関する仕事への転職に特化した求人サイトをご紹介します。

転職に特化した求人サイト
リクナビNEXT	転職サイトの中ではドローンの求人情報が多い転職サイト
マイナビ転職	若手社員向けの求人情報が多い転職サイト
リクルートエージェント	非公開求人がある転職サポートサービス

転職に特化している分ドローンに関する求人そのものが少なめとなっていますが、非公開求人を持っているサイトもあります。「今の仕事を辞めてドローン関連の仕事がしたい」という場合に、利用してみてください。

リクナビNEXT

出典：リクナビNEXT公式サイト

「リクナビNEXT」は、10,000件以上の転職求人情報を扱っている転職サイトです。毎週更新される新着求人数が多く、鮮度の高い情報を扱っています。転職サイトの中ではドローンに関する求人情報が多く、エンジニアやドローン測量などの求人が見受けられます。

また、無料会員登録をすると、会社側からのオファーを受け取ることが可能です。未公開求人も含まれるため、一般公開されていないドローン関連の求人に出会える可能性があります。

リクナビNEXTの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・転職サイトの中ではドローン関連の求人が多い ・無料会員登録をすると会社側からオファーを受けられる
公式サイト	リクナビNEXT公式サイト

マイナビ転職

出典：マイナビ転職公式サイト

「マイナビ転職」は、常時8,000件以上の転職求人情報を扱っているサイトです。会員の半数以上が35歳以下で、若手の転職に強いところが特徴です。ドローンの仕事に関する求人情報は少数ではあるものの、見受けられます。

営業や建築・土木の求人数が多いため、タイミングによってはドローン測量やドローンに関する営業職が見つかる可能性があるでしょう。

ドローンエンジニアへの転職を検討している場合は、専門職に特化した「マイナビ転職エンジニア求人サーチ」のほうが求人数が多く探しやすいです。

マイナビ転職の基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・一定の基準を満たした会社の求人が掲載されている ・中小企業や地域に特化した求人を探しやすい
公式サイト	マイナビ転職公式サイト

リクルートエージェント

出典：リクルートエージェント公式サイト

「リクルートエージェント」とは、キャリアアドバイザーが転職サポートを行うサービスです。転職求人情報の公開や紹介もしていますが、併せてキャリアアドバイザーと相談しながら転職を目指せる点が特徴です。

一般公開されている求人情報にはドローン関連は少ないものの、非公開求人を多く抱えています。そのため、キャリアアドバイザーに「ドローン業界に転職したい」と相談したら、ドローンに関する求人情報を積極的に紹介してもらえる可能性はあるでしょう。

面談の日程調整やキャリアアドバイスなども受けられるため、ドローン業界への転職を真剣に検討している人におすすめです。

リクルートエージェントの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・業務委託など
アプリ	なし
特徴	・求人情報の公開だけでなく転職活動をサポートしてもらえる ・一般公開されていない非公開求人がある
公式サイト	リクルートエージェント公式サイト

ドローンに関する派遣に特化した求人サイト

ここからは、派遣社員として働ける求人が多いサイトをご紹介します。

派遣に特化した求人サイト
はたらこねっと	求人数が多くドローン関連の求人も見受けられる
ジョブチェキ	人材派遣サービスを展開するンプスタッフ運営の求人サイト

この2つのサイトは派遣社員が中心でありながらも、正社員や契約社員、アルバイトの求人も扱っています。求人掲載数が多いので、ドローン関連の求人検索に利用してみてください。

はたらこねっと

出典：はたらこねっと公式サイト

「はたらこねっと」は、派遣社員を中心とした求人情報サイトです（正社員やアルバイトなども掲載されています）。2023年6月時点では90万件以上の求人情報が掲載されており、ドローン講師やドローン測量などの求人が見受けられます。

「はたらこねっと」は求人の詳細情報が分かりやすく記載されており、検討しやすいところが特徴です。給与や勤務地、休暇や応募資格、過去の採用実績も一目で把握できます。気になるドローンの求人情報が複数あっても比較検討しやすく、自分に合う仕事が見つけやすいです。

はたらこねっとの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・求人掲載数が多くドローンの求人情報を探しやすい ・求人の詳細情報が見やすく必要な情報が確認できる
公式サイト	はたらこねっと公式サイト

ジョブチェキ

出典：ジョブチェキ公式サイト

「ジョブチェキ」は、人材派遣サービスを展開しているテンプスタッフが運営する求人情報サイトです。派遣社員向けの求人を中心に、正社員や契約社員などの求人を扱っています。シンプルなサイトであるものの掲載求人数が多いため、エンジニアや講師などドローン関連の派遣社員求人も複数見受けられます。

求人の詳細情報のページでは下記のように、求人情報だけでなくポイントとやりがいが掲載されています。

出典：ジョブチェキ公式サイト

求人の特徴や魅力が分かりやすく掲載されているため、自分に合うか判断しやすい点が特徴です。

ジョブチェキの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	なし
特徴	・派遣社員を中心とした求人を検索できる ・求人情報だけでなくポイントとやりがいが掲載されている
公式サイト	ジョブチェキ公式サイト

ドローンに関するアルバイトに特化した求人サイト

ここからは、アルバイトやパートの求人を扱っているサイトをご紹介します。アルバイトやパートはドローン販売スタッフや組み立て、ドローン講師などが主流です。

アルバイトやパートの求人を扱っている求人サイト
タウンワーク	全国各地のドローン関連のアルバイトを探しやすい
イーアイデム	更新頻度が高く鮮度の高い求人を見つけられる

まずはアルバイトでドローンに関する仕事をしてみたいという場合は、ぜひチェックしてみてください。

タウンワーク

出典：タウンワーク公式サイト

「タウンワーク」は、アルバイトやパートを中心とした求人情報を検索できるサイトです。求人掲載数が多く、日本各地の求人情報を探しやすい点がポイントです。

ドローンの販売スタッフや組み立て作業など未経験でもできるアルバイトから社員向けのドローンパイロットまで幅広い求人が見受けられました。メールで新着情報を受け取れたり専用アプリを利用したりと、手軽に求人を検索できるようになっています。

タウンワークの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・アルバイトやパートを中心に幅広い求人を検索できる ・メール受信やアプリなどを使い手軽に求人検索できる
公式サイト	タウンワーク公式サイト

イーアイデム

出典：イーアイデム公式サイト

「イーアイデム」は、アルバイトやパートを中心に扱う求人情報サイトです。毎日更新されているため、最新の求人情報を獲得しやすいです。求人掲載数も多く、ドローンの組み立て作業やドローン点検などの求人が見受けられました。

また、未経験可能な求人や研修制度のある求人も扱っているので、ドローン業界未経験でもチャレンジできる求人情報も探せます。

イーアイデムの基本情報
対象勤務地	全国
雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員・パートアルバイト・業務委託など
アプリ	ios・android対応
特徴	・毎日更新なので最新の情報をいち早く獲得できる ・未経験可能な求人や研修制度のある求人も扱っている
公式サイト	イーアイデム公式サイト

他にもある！ドローンの求人の探し方

ここまでは、ドローンの求人情報が検索できるサイトをご紹介しましたが、他にもドローンの求人を探す方法があります。

ドローン求人の探し方

①ドローン関連業務をしている企業・スクールの公式サイトを見る ②クラウドソーシングサービスに登録する ③派遣会社に登録する ④ドローン業界に知り合いを作る ⑤ドローンスクールに通う

求人サイトとこれからご紹介する方法を併用することで。ドローンの仕事が探しやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。

ドローン関連業務をしている企業・スクールの公式サイトを見る

1つ目は、ドローン関連業務をしている企業やスクールの公式サイトを確認する方法です。「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」で触れたように求人情報を掲載するサイトは数多くありますが、すべての企業やスクールが必ずしも求人情報サイトを利用しているとは限りません。

求人情報サイトを利用するには、求人情報を掲載、更新する手間がかかります。媒体によっては掲載料が発生するため、自社のホームページや求人ページを活用するケースも多々あります。そのため、気になるドローン関連業務をしている企業や働いてみたいスクールがある場合は、公式サイトやSNSなどを確認してみるといいでしょう。

実際に、国産ドローンの設計・製作をしている「AGL」は、下記のように公式サイトでアルバイトやパートを募集しています。

出典：AGL公式サイト

他にも「楽天ドローン株式会社」やドローンスクールを運営している「株式会社ハミングバード」も、公式サイトで求人募集をしています。このように、公式サイトやSNSなどの情報をチェックして、求人情報を確認してみましょう。

クラウドソーシングサービスに登録する

2つ目は、クラウドソーシングサービスに登録する方法です。クラウドソーシングとは、企業がインターネットを通じて一部の業務を外部委託することです。例えば「ドローンパイロットが足りない」となったときに、クラウドソーシングサービスを活用して委託できる人材を探します。

クラウドソーシングサービスでは個人のスキルや知識、実績をアピールして、興味を持った企業とマッチングをします。そして、双方が業務内容や報酬に納得できれば、委託をする仕組みです。

フリーランスや副業向けのサービスなので正社員や契約社員などの求人はほぼありませんが、ドローンに関する知識や技術を活かせる仕事に出会える可能性があります。ドローンに関する仕事を受注できるクラウドソーシングサービスには、下記のようなものがあります。

ドローンに関する仕事を受注できるクラウドソーシングサービス
楽天ドローンゲートウェイ	ドローンパイロットのための仕事支援プラットフォーム ドライバー登録をするとドローン関連の求人情報を検索できる
ランサーズ	10年以上の運営実績のあるクラウドソーシングサービス 全277ジャンルの仕事に対応しており、その中にドローンが含まれている
クラウドワークス	空撮や測量、検査のジャンルがあり、幅広いドローンの仕事が見つかる 登録クライアント数が多く実績があれば仕事獲得につながる可能性がある
TOTTA	プロカメラマンを探せるプラットフォーム カメラマン登録の条件が厳しいため空撮のスキルがある場合のみ活用できる

クラウドソーシングサービスは未経験でも利用できますが、個人の技術やスキルを評価し業務委託をするため一定の実績やスキルがあったほうが仕事につながる可能性があります。

派遣会社に登録する

3つ目は、派遣会社に登録する方法です。一般的には派遣会社は、自社に登録をしているスタッフに仕事を紹介しています。登録時に勤務条件や希望、実績などをヒアリングし、希望にあった仕事を紹介します。

派遣会社に登録していなければ、派遣会社が抱えている仕事に出会うことが難しいのです。派遣での働き方が選択肢にある場合は、派遣会社に登録しておいても損はないでしょう。ドローンに関する仕事を請負している派遣会社には、下記のような会社があります。

ドローンに関する仕事を請負している派遣会社
パーソルクロステクノロジー	ドローン人材派遣を行っており、ドローンに関する派遣業務に携われる可能性がある
SKY CAREER	ドローン関連の資格取得から派遣先の紹介までを一環として行っている
マンパワー・ジャパン	50年以上の歴史がある人材派遣会社。幅広い業種を扱っているためドローン関連の仕事が見つかる可能性がある

中でも「パーソルクロステクノロジー」は、ドローン人材派遣サービスを展開しており、ドローンに特化した仕事が見つかる可能性があります。

ドローン業界に知り合いを作る

4つ目は、ドローン業界で知り合いを作ることです。この方法はすぐに就職できる方法ではないので、求人だけを目的とするなら遠回りとなりおすすめできません。しかし、ドローン業界で末永く活躍したい場合やまずはフリーランスや副業で仕事を獲得したい場合に向いています。

ドローン業界は閉鎖的な側面があり、仕事仲間のつながりで仕事依頼をしている傾向があります。例えば、ドローンパイロットとして活躍している人に「他の現場で撮影同行してもらえるパイロットはいないかな？」などと聞いて「それならこの人を紹介するよ」と、人伝いに仕事が決まることが多々あります。

そのため、業界内に知り合いがいないと、仕事が回ってくるチャンスがありません。

• ドローンに関するイベントやセミナーに参加してつながりを作る
• ドローンに関する仕事をしている人を紹介してもらう

など、少しずつドローンの業界で顔を広げていくと、将来的には仕事につながる可能性があります。

ドローンスクールに通う

5つ目は、ドローンスクールに通うことです。この方法も「ドローン業界に知り合いを作る」と同じく即効性はないため、将来的にドローン業界で活躍したい人に向いている方法です。

ドローンの求人はドローンに関する知識やスキルがあったほうが、圧倒的に探しやすいです。とくにドローンの操縦は、未経験者が就職することはほぼありません。未経験可能であっても、研修などを行った後に実務に入る形になります。ドローンスクールに通い知識やスキルを身につけることで、ドローンの仕事に就職しやすい基盤が作れます。

また、ドローンスクールによっては、求人の斡旋も行っています。例えば、「ドローンスクール埼玉春日部校」では卒業後の仕事紹介を実施しており、定期的に仕事を紹介してもらっているという卒業生の声もあります。このように、ドローンスクールに通いスキルアップをしながら、仕事獲得につなげることも検討できるでしょう。

ドローンの求人に多い仕事内容

ここからは、ドローンの求人に多い仕事内容をご紹介します。現段階では、ドローン求人では下記のような仕事内容があります。

仕事内容	難易度	単価相場
写真撮影	★★☆ 普通	社員：年収453万円 アルバイト：1日5,000円～20,000円
動画撮影	★★★ 高い	社員：年収453万円 アルバイト：1日30,000円～50,000円
ドローンエンジニア	★★★ 高い	年収500～700万円
ドローンスクール講師	★★☆ 普通	正社員：年収300～400万円 アルバイト：1日10,000円～15,000円
ドローン測量	★★★ 高い	正社員：年収500～700万円 アルバイト：1日20,000円～30,000円
ドローン点検	★★☆ 普通	正社員：年収450～700万円 1日10,000円程度
ドローン販売	★★☆ 普通	正社員：年収240～350万円程度 アルバイト：時給1,200円～

具体的にはどのような仕事を行うのか解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

空撮

空撮は、ドローンに内蔵もしくは固定されたカメラを使って動画や写真撮影をする仕事です。空中から撮影できるため、下記のようなダイナミックな構図が撮影でき、映画やイベント撮影、ドラマ撮影など幅広いシーンで使われています。

空撮はドローンの操縦スキルが必要なので、比較的難易度高いです。とくに難しいのは動画撮影で、全体のバランスを見ながら構図を決めることは至難の業です。とくに、細かいアングルやシチュエーションが決まっている場合は、相当の操縦スキルがないと対応できません。

求人の傾向

仕事内容	難易度	単価相場
写真撮影	★★☆ 普通	社員：年収453万円 アルバイト：1日5,000円～20,000円
動画撮影	★★★ 高い	社員：年収453万円 アルバイト：1日30,000円～50,000円

空撮は一定量の仕事はあるものの約8割が副業・兼業で、空撮のみで生計を立てることはなかなか難しい状況です。求人を見ても空撮の正社員募集は少なく、単発の求人が目立つ状況でした。

空撮を仕事にするなら、まずはクラウドソーシングサービスなどを利用して、小さな案件からコツコツと実績を積み重ねていくのがいいでしょう。

求人の調べ方

空撮の求人は「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」に掲載される可能性はありますが、正社員や契約社員は少ない傾向があります。未経験可能な求人はほぼなく、一定の操縦スキルが求められます。

また、単発的な依頼は一定数あるので「クラウドソーシングに登録する」を活用したほうが、仕事獲得につながります。他にも、空撮をしている企業にポートフォリオや実績を送付し、売り込むのも一つの方法でしょう。

ドローン空撮の現状や仕事内容について詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてみてください。

ドローン空撮は仕事に出来る？その答えと仕事獲得方法や年収を解説

ドローンエンジニア

ドローンエンジニアは、ドローンの企画や設計、検証を行う仕事です。求人によって業務範囲は異なりますが、大きくはドローン機体の設計をするハードウェア開発と、ドローンの制御を行うソフトウェア開発に分かれています。

どちらも専門的な知識が必要なので、比較的年収が高くなっています。例えば、ハードウェア開発では航空工学・材料力学・電子工学などの知識を使い、安定して飛行できる機体を設計する必要があります。また、測量や農業散布などの用途に応じた知識も必要になります。

求人の傾向

仕事内容	難易度	単価相場
ドローンエンジニア	★★★ 高い	年収500～700万円
アルバイト 組み立て・動作確認	★☆☆ 低い	時給1,000～1,500円

エンジニアの求人は、圧倒的に正社員が多いです。ドローン関連の正社員求人は、エンジニアが大半を占めている状態です。その背景には、深刻なドローンエンジニア不足があります。

国産ドローンの需要が増えてきておりドローン市場に参入する企業が増えているものの、専門的な知識を持つエンジニアが不足しています。そのため、どのような求人媒体でもドローンエンジニアの求人が目立つ状態なのです。中には大手企業の求人もあり、一定の技術とスキルがあれば高年収も目指せます。

また、求人の数は多くはないですが、ドローンの組み立て作業や動作確認のアルバイトもあります。こちらは未経験可能な場合も多いため、まずはアルバイトでドローンに触れてみるのもいいでしょう。

求人の調べ方

ドローンエンジニアの求人は、「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」で検索すると一定数見つかります。働いてみたいドローン企業がある場合は、公式サイトを見てエンジニアを募集していないか確認してみるのもいいでしょう。

また、ドローンエンジニアは現在需要が多い状態なので、「派遣会社に登録する」のも有効です。高いスキルや技術があれば、より高年収、好条件の仕事先を見つけられる可能性があります。

ドローンスクール講師

ドローンスクール講師は、受講者にドローンに関する知識を教える仕事です。ドローン講師が教える分野は、主に実技と座学の2つです。実技では、ドローンの操作方法やメンテナンス方法など基本的な使い方を教えます。座学ではドローンを使ううえで必要な基礎知識を教えます。

ドローンに関する知識を教えるには、一定の操縦レベルとドローンに関する知識が必要です。とくにドローンに関する知識は年々更新されていくため、常に新しい知識を身につけることが大切です。

求人の傾向

仕事内容	難易度	単価相場
ドローンスクール講師	★★☆ 普通	正社員：年収300～400万円 アルバイト：1日10,000円～15,000円

ドローン講師はドローンスクール数の増加に伴い需要が増えており、一定数の求人があります。正社員や契約社員、アルバイトなど多様な勤務形態の求人が見受けられ、勤務地さえ合えば希望の働き方を選択できるでしょう。

また、経験や資格の有無はスクールによって差がある傾向があります。講師認定資格が必要な場合もあれば、未経験でも問題ない場合も見受けられます。ドローンの知識を身につけたい前向きな気持ちがあれば、求人によっては未経験でもチャレンジできるでしょう。

求人の調べ方

ドローン講師は「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」で検索すると、一定数見つかります。働きたいドローンスクールがある場合は「ドローン関連業務をしている企業・スクールの公式サイトを見る」のも有効です。ドローンスクールによっては、意外と公式サイトで求人募集をしています。

また、少し遠回りにはなりますが、

• ドローンスクールに通い知識を身につけながら将来的にそのスクールの講師を目指す
• スキルマーケットや個人的なセミナーなどで個人にドローンの知識を教える

などの方法も検討できます。

ドローン測量・点検

ドローン測量やドローン測量は、ドローンを使い測量や点検をする仕事です。ドローン測量はドローンに測量機器を取り付け（内蔵されている場合もある）、地形や建物などの測量を行います。公共測量自体が国家資格である測量士または測量士補を保有していないとできない仕事なので、専門性の高い仕事です。

ドローン点検は、人の代わりにドローンを使い点検業務を行います。現段階では屋根やソーラーパネル、ビルなど危険性の高い部位の点検に活用されています。点検したい部位を撮影できるようにドローンを操縦しなければならないため、操縦スキルが求められます。

求人の傾向

仕事内容	難易度	単価相場
ドローン測量	★★★ 高い	正社員：年収500～700万円 アルバイト：1日20,000円～30,000円
ドローン点検	★★☆ 普通	正社員：年収450～700万円 1日10,000円程度

ドローン測量・点検は専門性が高く、下記のような求人に限定されています。求人は他の分野よりも少なく、正社員や契約社員としての雇用が中心です。

• 測量会社や建設会社の正社員としての雇用
• 測量士や測量士補、または実務経験者の正社員、契約社員雇用
• ドローン設計会社の測量・点検分野担当者としての正社員、契約社員雇用

また、一部求人では研修を受ける前提で、ドローン点検を行う正社員や契約社員として雇用しているケースも見受けられます。

求人の調べ方

ドローン測量・点検の求人は「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」で検索すると、数件であれば見つかるでしょう。専門性が高く発展途中の分野なので、現段階では求人が数多く出てくることは考えにくいです。

副業やフリーランスとして活躍したい場合は、実績やスキルをアピールして「クラウドソーシングに登録する」のも一つの方法です。

ドローン販売のスタッフ

ドローン販売スタッフは、ドローンイベントやドローンショップでドローンを販売する仕事です。国内でもドローンを扱うショップやイベントが増えたことで、求人が出てくるようになりました。

ドローンに興味を持つ顧客に対して、機能や価格などの説明を行います。場合によっては、ドローンの操縦体験を実施して購買を促します。ドローン機体の知識はもちろん、コミュニケーション能力や臨機応変に対応する力が求められます。

求人の傾向

仕事内容	難易度	単価相場
ドローン販売	★★☆ 普通	正社員：年収240～350万円程度 アルバイト：時給1,200円～

ドローン販売は、正社員とアルバイトともに一定量の求人があります。給与は高いとは言えませんが、ドローン業界未経験でも取り組みやすいメリットはあるでしょう。

また、アルバイトの場合は「週末のみOK」や「週に1回からOK」など柔軟な条件の求人も見受けられるため、ライフスタイルに合わせて調整しやすいです。

求人の調べ方

ドローン販売の仕事は「ドローンの求人情報が探せるサイト11選」で検索すると、見つかります。「ドローン 販売スタッフ」「ドローン 販売」などで検索すると、見つけやすいでしょう。

他に、ドローンを販売している企業のWebサイトや店舗でも求人募集をしている可能性があるので、気になるドローンメーカーやドローン機体がある場合は確認してみてもいいかもしれません。

一般的なドローンの仕事は下記でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

ドローンの仕事はどれくらいある？仕事内容や年収、将来性を解説

ドローンの求人情報は今後増える？将来性は高い

ドローンの求人情報は現時点では多くないものの、今後は増えていく見込みです。インプレス総合研究所が調査した「ドローンビジネス調査報告書」によると、ドローンビジネスの市場は2017年から右肩上がりに成長しています。

2022年度市場規模は3086億円と推測されており、6年後の2028年度には約3倍の9340億円に到達する見込みです。ドローンビジネスの市場が拡大するとそれに伴い仕事が増えるため、求人情報も増加していくと考えられます。

また、現代は仕事になるまで至っていない分野も、今後は黎明期を抜けて成長期に入ると予測されています。下記は、インプレス総合研究所が調査したドローンを使ったサービスの市場規模です。

今後は農業分野や点検分野が普及して、市場が拡大していく見込みです。実証段階の物流分野も、2025年以降に仕事として成立すると予測されています。このように、ドローン市場はまだまだ成長段階であり

• ドローン市場の拡大に伴い仕事も増えていく
• 現時点では仕事が少ない、もしくは仕事として成り立っていない分野が成長していく

と考えられているため、ドローンの求人情報は今後増えていくでしょう。ドローンの将来的については下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

将来性あるドローンのビジネスモデルとは⁉目指す分野で生き残る方法

ドローンの求人を確認するときの5つのポイント

ドローンの求人を確認するときには、次の5つのポイントを漏れなくチェックするといいでしょう。

ドローンの求人を確認するときの5つのポイント

①報酬を確認する ②資格の有無を確認する ③雇用形態を確認する ④通いやすい勤務地か確認する ⑤福利厚生を確認する

ドローンの仕事選びで失敗しないためにも大切なポイントとなるので、ぜひチェックしてみてください。

報酬を確認する

まずは、応募を検討している求人の報酬を確認しましょう。報酬は求人票に必ず表示しなければならない項目なので、求詳細を見るとすぐに確認できます。勤務形態によって報酬の表示方法は異なりますが、主に下記のような部分が該当します。

求人票に記載される報酬の種類
月給	毎月支払われる給与のこと。 家族手当や役職手当など毎月支払う手当を含んでいることが多い
日給・時給	日給は1日あたりの給与・時給は時間あたりの給与 曜日や閑散期、多忙期により変動することがあるので事前に確認する
手当	通勤手当や残業手当など月によって変動する手当 どのような手当が用意されているのか確認する

正社員や契約社員の場合は、月給や手当が掲載されていることが多いです。派遣社員やパート、アルバイトの場合は、日給や時給が掲載されています。ライフスタイルに応じた働き方をすると、毎月どれくらいの給与になるのか算出しておくといいでしょう。

また、ドローンの求人は、仕事内容によって給与額に差があります。エンジニアや測量、点検など専門性が高い分野は給与が高くなる傾向があります。経験や実績、スキルなども給与に反映されるため、高いスキルがあれば必然的に給与も高くなります。

ただし、給与が高ければいい求人というわけではありません。他のチェック項目ややりがい、自分に合う仕事内容などを考慮して、選択することが大切です。

資格の有無を確認する

ドローンの求人を見るときには、資格の有無を確認しましょう。ドローンの仕事で必要となりそうな資格は下記のとおりです。

ドローンの仕事で必要となりそうな資格
ドローンの操縦	ドローン操縦に関する民間資格や国家資格 （一等無人航空機操縦士・二等無人航空機操縦士）
ドローン測量	測量士・測量士補

空撮やドローン点検など一定レベルのドローン操縦スキルが必要な仕事の場合は、ドローン操縦に関する資格が必要となることが多いです。

現時点ではドローン操縦の国家資格である一等無人航空機操縦士や二等無人航空機操縦士が必須の仕事は見当たりませんでしたが、今後は仕事内容によっては必要になってくる可能性があります。

一方で、ドローンの操縦をする場合でも、正社員や契約社員であれば未経験可能な求人も見受けられます。その場合は、会社側で研修や資格取得サポートを行うケースが多いです。

また、資格取得とはいかなくても「経験者優遇」「プログラミング言語のスキル必須」など、応募に必要な条件を提示しているケースもあります。資格だけでなく条件にも目を通して、自分に合っているか選択してみてください。

雇用形態を確認する

ドローン求人は正社員や契約社員だけでなく、派遣社員やアルバイトなど様々な働き方に対応しています。自分が望む働き方であるか確認しておきましょう。

主な雇用形態としては、下記の5つがあります。

雇用形態の種類
正社員	期間を定めず就業先の企業が直接雇用する方法 基本的には1日の所定労働時間が8時間または1週間の所定労働時間が40時間ないと正社員として認められない
契約社員	期間を定めて就業先の企業が直接雇用する方法 更新手続きをしない限り契約期間の満了により契約は自動的に終了する
派遣社員	派遣会社と労働省の間で雇用契約を結び、派遣先で仕事をする方法 雇用主は派遣会社なのでトラブルや相談がある場合は派遣会社と解決をする
アルバイト	社員よりも短い時間働く方法 就業先の企業が直接雇用することは変わりなくシフトやスケジュールを決めて勤務する

エンジニアや測量、点検など専門性が高い分野は、正社員や契約社員が多いです。販売スタッフや簡単な組み立て作業になると、派遣社員やアルバイトも増えてきます。働き方によって仕事内容も変化するため、重視したいポイントを確認しながら選んでみてください。

通いやすい勤務地か確認する

ドローンの求人を見るときは、実際に勤務する場所も確認しておきたいポイントです。勤務地も求人情報に必ず記載しなければならない事項なので、求人情報の詳細を見ると把握できます。

やってみたいドローンの仕事であっても、自宅からあまりに遠いと通勤が辛くなる可能性があります。とくに正社員や契約社員、派遣社員の場合は無理なく通える範囲かチェックしてみてください。

また、空撮の場合は、撮影現場で集合することもあります。求人票に「撮影場所：○○」「撮影場所：○○市近郊」と記載されている場合は、この場所へも無理なく行けるか検討しておくといいでしょう。

福利厚生を確認する

福利厚生とは、対象社員やその家族が生活、健康を向上させるために利用できるサービスのことです。福利厚生は基本的には、会社で働くすべての従業員が対象です。どのような待遇が受けられるのか確認しておくといいでしょう。

福利厚生には、法定福利厚生と法定外福利厚生があります。

福利厚生の種類
法定福利厚生	社会保険料（厚生年金・健康保険など）
法定外福利厚生	通勤手当・家賃補助・健康診断の補助・リフレッシュ休暇の導入・アミューズメント施設などの割引など

とくに法定外福利厚生は社員満足度の向上や離職率低下も視野に入れて用意しているため、充実している会社も見受けられます。

例えば、リフレッシュ休暇制度があれば、有給休暇とは別に休暇を取得できます。アミューズメント施設などの割引を導入している場合は、お得な価格で該当施設を利用できます。

ドローンの求人に関するQ&A

最後に、ドローンの求人に関するよくある質問をまとめました。

Q.ドローンの求人は地方でもありますか？

A.ドローンの求人は、地方でもあります。どの程度の求人があるのかは時期によって異なるため一概には言えませんが、地方でもドローン関連の仕事ができないことはないでしょう。

例えば、農薬散布は田畑が多い地域の求人にあがる可能性がありますし、ドローンの設計や開発は、地方の企業も行っています。そのため、希望する勤務地がある場合は「地域名 ドローン」で求人検索をして、一度求人情報を調べてみてください。

Q.ドローンの求人は正社員以外でもありますか？

A.ドローンの求人は、多様な雇用形態に対応しています。測量や点検、エンジニアなど専門性が高い分野はアルバイト、パートがほぼありませんが、他の分野なら正社員や契約社員、派遣社員、アルバイトなど働き方に応じた求人が見受けられます。

Q.ドローンの求人は未経験でも問題ないですか？

A.ドローンの求人は、未経験でも応募できるケースが2つあります。1つ目は、未経験であっても問題ない仕事内容の場合です。例えば、販売スタッフや簡単な組み立て作業などの場合は、未経験でも問題なくチャレンジできます。2つ目は、企業側で研修や資格取得をサポートする場合です。

これは正社員や契約社員の求人に多いですが、企業側で研修を行い一定の知識を身につけた後に業務を行います。ドローン点検や空撮などでは、このパターンもあります。雇用時の条件は求人情報に記載されているため、確認したうえで応募を検討しましょう。

まとめ

いかがでしたか？ドローンの求人を探す方法や求人の傾向が把握でき、ドローンの仕事をしてみようと思えたかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみましょう。

〇ドローンの求人は現時点では多くはないものの増加傾向にある。ドローンの求人の特徴は次の3つ

〇ドローンの求人を探す方法は次のとおり

〇ドローンの求人に多い仕事内容は下記のとおり

〇ドローン求人を確認するときのポイントは次のとおり

現段階ではドローンの求人は多くないものの、今後は増えていく見込みです。ぜひ、ドローンの求人情報を確認しながら、納得のいくドローンに携わる仕事を探してみてください。