ドローンスクールの選び方を見る

ここではドローンスクールを選ぶ上で、特に大事なポイントを紹介します!

前提:国家資格に対応しているドローンスクールを選ぶべき

2022年12月5日に、ドローンの国家資格制度がスタートしました。それにより、従来のJUIDA・DPAなどの資格とは別に「国が定めたドローンの国家資格」が取得できる様になっています。

今後ドローン資格の主流はこちらの国家資格になるので、基本的にはこの国家資格に対応しているスクールを選ぶ様にしましょう。

※そもそもドローンの国家資格って何?という方は、こちらの記事で詳細を解説していますので、是非ご覧ください。

【2023年2月最新】ドローンの国家資格(免許)制度!費用・いつから・取り方・免除についてなど全まとめ

その一方で、現在は各ドローンスクールが国家資格の取得コースの提供準備を進めている最中です。(多くのスクールが国家資格のコースを提供する様になるのは、2023年3月〜4月頃と言われています。)

そのため、各スクールの国家資格対応状況は、日々アップデートされている状況です。

当メディアとしても最新情報を反映する様に努めますが、詳しくは当ページから気になったスクールに資料請求をいただき、その後各スクール様に詳しい国家資格の対応目処を確認されることをおすすめします。

自分の飛行させたい方法に必要な国家資格に対応しているスクールを選ぶ

ドローンの国家資格には、大きく分けて一等・二等の2種類があります。その大きな違いとしては下記です。

一等免許:人の上でドローンを飛ばす場合は取得が必須(取得していないと飛行できない)
二等免許:現在申請が必要な飛行の申請を簡略化・もしくは丸々スキップできる

出典:【2023年2月最新】ドローンの国家資格(免許)制度!費用・いつから・取り方・免除についてなど全まとめ

上記の免許はそれぞれ「1等(基本)」「2等(基本)」という項目に対応しているスクールを卒業し試験に合格すれば、取得することができます。

ただそれに加えて、一等・二等の免許それぞれの追加オプションである下記3つを取得する場合は、対応した追加講習を受ける必要があります。
・夜間飛行(夜にドローンを飛ばす場合)
・目視外(目視外飛行を行う場合)
・25kg以上(25kg以上のドローンを飛行させる場合)
※25kg以上については、産業用の大型ドローンを飛ばす場合にしか基本的には該当しません。

そのためドローンスクールの国家資格取得コースを細分化すると、8つ(一等4つ、二等4つ)になります。そしてこの8つそれぞれについて、スクールごとに対応コースが異なります。

当ページ下の各スクールの「対応資格」部分にそれぞれのスクールが対応している国家資格を記載しているので、自分の行いたい飛行にあった国家資格に対応しているスクールを選ぶ様にしましょう。

その上で、自分が行いたい活用用途に強みを持つスクールを選ぶ

ここまでは国家資格についてのお話をしてきましたが、ドローンスクールに通うことのゴールは、資格取得だけでなくその先のドローン活用を成功させる事でしょう。

そのためさらにここから、あなたがドローンを使いたい用途(空撮・農薬散布・赤外線点検・測量etc)に強みを持つスクールを絞り込んでいくをお勧めします。

各スクールがどの分野に強みを持っているかは、大きく下記2点から把握することができます。

・ドローンスクールがその分野の専門コースを提供しているか
・ドローンスクールが自社事業としてその分野のドローン請負等を提供しているか

それぞれ解説します。

ポイント1:ドローンスクールがその分野の専門コースを提供しているか

ドローンスクールの中には「空撮コース」「農薬散布コース」などの分野ごとの専門コースを提供しているスクールがあります。

自分がドローンを導入したい分野の特化コースを提供しているスクールがあれば、そのスクールはその分野のノウハウを持っている可能性が高いです。

各スクールが専門コースを提供しているかについては、当ページ下の各スクールの「専門コース」欄から確認することができますよ。

ポイント2:ドローンスクールが自社事業としてその分野の請負等を提供しているか

もう一つの判断方法は「ドローンスクールが自社事業としてその分野の請負等を提供しているか」という点です。

例えば、スクールの運営会社がドローン空撮の請負事業を行っている場合は、そのスクールは空撮のノウハウを持っている可能性が高いです。

各スクールが提供しているサービスは、各スクールの「このスクールの詳細を見る」をクリックした後の詳細ページにある「スクール以外の自社ドローン事業」の項目から確認することができます。

・「このスクールの詳細を見る」をクリック

・スクール詳細ページが開くので、下にスクロールすると「スクール以外の自社ドローン事業」が確認できます。

以上の点を踏まえて、ドローンスクールの絞り込みを行うことをお勧めします。(当サイトでは5件まで同時にスクールの資料請求ができますので、是非ご活用ください。)

あなたのドローンスクール選びが成功することを、願っています!

 

CHECKをいれて無料資料請求

富山県内最大規模の充実した屋内&屋外ドローンフィールドを完備。国家資格講習及びJUIDA規格のコースを常設しています。天候に左右されず、整った環境でのドローンの操縦練習、操縦資格の取得ができます。

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 農薬散布 空撮 マイクロドローン(FPV) 屋根点検 重量物運搬
管理団体
JUIDA?
受講場所 〒936-0873 富山県滑川市横道3347 
運営会社名 株式会社ODC

CHECKをいれて無料資料請求

民間ライセンスは2日間で取得可能(国土交通省への飛行の許可・承認申請付き)。国家ライセンス1等・2等無人航空機操縦士講習も受講可能!

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 農薬散布 空撮 赤外線カメラ
管理団体
一般社団法人日本マルチコプター協会?
受講場所 〒939-2244 富山県富山市西塩野308−1
運営会社名 有限会社 真木工業

CHECKをいれて無料資料請求

国家ライセンス(二等)対応。現場で即戦力となる『知識』『技術』『安全意識』を持ったプロのドローンパイロットを育成しています。

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 農薬散布 測量 点検(全般)
管理団体
JUIDA?
受講場所 白萩南部小学校
〒930-0441 富山県中新川郡上市町東種17
運営会社名 JVS株式会社

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
管理団体
SUSC セキド無人航空機安全運用協議会?
受講場所 富山県小矢部市岡312
運営会社名 株式会社フルテック

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
管理団体
JUIDA?
受講場所 〒939-0351 富山県射水市戸破616番地1
運営会社名 日進建工株式会社

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
管理団体
JUIDA?
受講場所 富山県富山市奥田本町8番24号
運営会社名 "株式会社北陸チューリップ "

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
管理団体
JUIDA?
受講場所 〒930–0019 富山県富山市弥生町1–12–4
運営会社名 株式会社ナカニシ

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 水中ドローン 農薬散布 測量
管理団体
DJI(DJI CAMP)?
受講場所 富山県富山市五福4186(富山駅から車で約8分)
運営会社名 学校法人 北日本自動車学校

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 物流ドローン運行
管理団体
DOSA?
受講場所 富山県砺波市庄川町金屋2971番地
運営会社名 株式会社エナジースペース

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
専門コース 農薬散布 空撮
管理団体
DJI(DJI CAMP)?
受講場所 富山県高岡市オフィスパーク5
<北陸新幹線>JR「新高岡駅」から車で16分
<あいの風とやま鉄道>「高岡駅」から車で20分
●主要駅からは「加越能バス」及び「世界遺産バス」をご利用ください。
<北陸自動車道> 「高岡砺波スマートIC」から車で3分
運営会社名 株式会社BEES (ビーズ)

対応資格
1等
基本 25kg以上 夜間 目視外
2等
基本 25kg以上 夜間 目視外
管理団体
JUIDA?
受講場所 富山県南砺市高宮648 南砺自動車学校
●「JR福光駅」より車で5分
●「東海北陸自動車道福光I.C」より車で5分
●「金沢大学」より車で25分
運営会社名 学校法人 南砺自動車学校

よくある質問

上に並んでる中で、結局どのドローンスクールがおすすめなの?<前半>

「このスクールが1番良い!」と決めることは難しいのですが、スクールを選ぶ上で大事なポイントをお伝えしますので、まずはこの方法で選んでみましょう。

 

<1.ドローンの使い道(空撮、農薬散布、点検、測量など)が決まっている方>

空撮、農薬散布、点検、測量などご自身の中でドローンの用途が決まっている方は「その用途に強いドローンスクールを選ぶ」ことをお勧めします。なぜなら講習中に講師にその分野の具体的な質問ができたり、スクールによってはその用途自体に特化したコースを提供しているケースがあるためです。

 

まずは上の「特化コースのあるスクール一覧」をクリックし、その中のスクールの「専門コース」欄を見てみましょう。これは特定の用途に特化したコースを提供していることを示しています。(専門コースがないスクールは、欄自体がありません)

 

ただ実は、まだ専門コースを提供しているスクールは数が少ないです。

 

自分にあった専門コースを提供しているスクールがない場合は、ページ上の右側の「おすすめ一般スクール」のタブをクリックし、出てくるスクールの「スクール以外の自社ドローン事業」欄をみてみましょう。

自社で事業として行っている内容なので、当然スクールとしても強みやノウハウを持っている分野と言えます。用途が決まっている人は、まずはこの方法でスクールを絞り込んだ上で資料請求を行ってみましょう。

 

(もしこれでも当てはまるスクールがない方は、すぐ下の質問をご覧ください。)

上に並んでる中で、結局どのドローンスクールがおすすめなの?<後半>

(すぐ上の<前半>の質問から続けてご覧ください)

 

<2.明確な用途が決まっていない、もしくは上の方法で当てはまるスクールが無かった方>
この様な方は、とりあえず「興味を持ったスクールに一括資料請求してみる」ことがおすすめです。 と言うのも、当サイトやスクールの公式サイトに書かれている情報より、スクールが提供するサービス資料の方が詳しい情報が記載されているケースが多いためです。

 

当サイトでは5件までまとめて資料請求ができるので、ぜひ活用してみてください。

資料請求ってどの様なものがもらえるの?

詳しい内容はお問い合わせ頂いたスクールにより異なりますが、基本的にはそのスクールの受講コース詳細や、より詳しい特徴等が確認できる資料をメールアドレス宛にお送り致します。

 

実はドローンスクール業界はまだマーケティングが進んでおらず、ドローンスクールの公式HPを確認してもコース内容などの詳しい情報がわからないケースが結構あります。(当メディア編集長の私が、全国300以上のスクールを調べた結果痛感したことです。)

 

ですが、サービス資料については詳しい情報がまとまっているケースが多いため、資料請求を行うことでより検討を進めることができます。

このサイトからは同時に5件までの資料請求ができるので、ぜひ活用してみてください。

そもそもドローンスクールって行く必要あるの?

これは様々な方に寄せられる質問なのですが、個人的にも「行くべき」と考えます。

なぜならドローンスクールに行かないと、ドローン飛行前に行う国への申請が困難な為です。

 

現在、100g以上のドローンを定められた方法で飛ばす際の申請には下記等が必要になります。

・10時間以上の操縦経験
・ドローンに関する知識や操縦能力を持つことの証明

 

スクールの対応コースを卒業することでこれらの証明ができるのですが、これらを自分だけで賄うのは、身内にドローンのプロフェッショナルがいる場合を除きあまり現実的ではないです。 (私も2021年にドローンスクールに通い卒業しましたが、その講習での実技や座学の内容を、スクールに通わずに自分だけで行うことはとても困難だと感じています。)

 

また、スクールによっては以下の様なさまざまな卒業生特典を受けることもできます。
・ドローン機体の割引
・仕事の紹介
・法令の最新情報の紹介
・その他ドローンに関する質問への回答
・企業のドローン導入のご相談(有償導入プロジェクトの実施・機体選定など)

 

この様にドローンに関する相談先や繋がりを作ると言う意味でも、スクールに通うことはお勧めできます。

 

最近は無料説明会を行なってくれるスクールも多いので、気になる事がある方はその際にスクールの方に聞いてみるのもおすすめです。

ドローンの資格(管理団体)ってどれがオススメなの?

上述した様に、ドローンスクールを選ぶ上では管理団体というよりは「そのドローンスクール自体が持っているノウハウ」が重要なので、資格(管理団体)を考えすぎる必要はないと思います。

 

ただどうしても迷ったら、大手の管理団体を選んでおけば、実績が豊富な分スクール選びに失敗する可能性は下がると言えるでしょう。

 

JUIDA
DPA
ドローン教習所
JUAVAC
DJI CAMP

 

などは、大手の管理団体(ドローンスクール)として知られています。

もうすぐドローンの国家資格制度が始まるって聞いたけど、「今」ドローンスクールに通うべきなの?

当サイトとしては、「今」通うことをお勧めします。

 

なぜなら、ドローンスクールを卒業し民間資格を取得しておく事で、2022年12月から始まる国家資格制度の試験の一部が免除されると言われている為です。

 

実際、国土交通省が発行している、ドローンライセンス制度における「よくある質問」ページを見ると、民間資格を取得していると、講習時間の短い「経験者向け」コースの講習を受けることができると読み取れます。

 

そして「経験者向け」講習の講習時間は、初心者講習と比べて下記の様になると国から公示が出ています。
・一等ライセンスの場合:合計最低78hかかる講習が、最低24hに
・二等ライセンスの場合:合計最低22hかかる講習が、最低7hに

 

詳細はスクールにも確認を行う必要があると思われますが、基本的には今ドローンスクールに通っておけば、制度開始後の資格取得をスムーズに進められる可能性が極めて高いです。

ドローンの国家資格ってなに?今までの資格とは何が違うの?

ドローンの資格は、大きく分けて以下の2つがあります。

 

1.民間資格・・・これまで「資格」と呼ばれていたもの。取得することで、一部の飛行方法を行う際の国への申請が簡略化されるメリットあり。
2.国家資格・・・2022年12月5日に施行された資格。民間資格と比較すると、一部の飛行方法を行う際の国への申請自体をスキップできたり、今まで行えなかった第三者上空でドローンを飛ばせる様になるというメリットがある。

 

国家資格の詳細や、民間資格との違いについては、こちらの記事で詳細を解説しています。

ドローンの国家資格(免許)制度!費用・いつから・取り方・免除についてなど全まとめ

国土交通省認定スクールってなに?

これも「民間資格」「国家資格」が混在している現在は特に、ややこしい言葉です。

 

「国土交通省認定スクール」とは、民間資格において航空局HPに記載された団体という意味で、民間資格の文脈で使われています。
(国土交通省認定スクールを卒業することで、民間資格が得られ飛行許可申請の簡略化というメリットが得られます。認定されていないスクールを卒業した場合は、このメリットは得られません。)

 

当記事で紹介しているスクールは、全て国土交通省認定スクールですので、ご安心ください。