空を自由に飛行し、世界の絶景や臨場感溢れる映像が撮影できるドローン。
地上からは見ることの出来ない視点の映像はとても魅力的ですよね。
この記事では、世界の魅力的なドローン映像をたっぷりご紹介!
その他にも、ドローン映像に関心を持つ方に向けた、以下のような内容を解説しています。
【自分でドローン映像を撮りたい人は…】
・ドローン映像を撮るために、知っておくべき2つの規制
・ドローン映像を撮るために必要なものと価格相場
・機体の選び方
・おすすめの機体 など
【ドローン映像が欲しい人は…】
・ドローン映像が購入できるサイト
読み終わった後、ドローン映像の魅力に満ちた世界を楽しむだけでなく、実際に映像を撮影するためのヒントやアイデア、映像を購入する方法などが得られますよ!
目次
世界のドローン映像7選
この章では、息をのむような風景や驚くべき視覚体験を可能にするドローン映像をご紹介します。
自然の壮大さや都市の煌めき、歴史的な名所の魅力など、臨場感たっぷりの世界飛行をお楽しみください。
◆大自然の美しさと迫力が楽しめる!コンテスト受賞映像
フィリピン、カンラオン山の火口やクレーター、また大自然に囲まれた滝などカンラオン山付近にある大自然を撮影した映像。多くのメディアに取り上げられ、「DroneMovieContest 2017」 でグランプリを受賞した作品です。
◆様々なシーンをドローン3機で美しく撮影
3種類のドローンを使い、自然の景色や煌びやかな夜の都会、近距離の花火映像など、様々なシーンがドローン視点で体験できます。
◆空から観光!4Kカメラで撮らえたNY
残念ながら現在は、自由の女神周辺は航空局により飛行が禁止されていますが、NY観光をしている気分になれる映像です。4Kカメラが街並みを美しく撮影しています。
◆まるで映画をみているような美しい海外の絶景
目の前に美しい風景が現れたかのような感覚を味わえますね。自然の壮大さや歴史ある建築物の迫力を、高画質で楽しめる映像です。
◆有名アーティストのMVにもドローンが活躍
こちらのMVにもドローンで撮影した映像が使われています。このドローンを操縦しているのが、当時中学生だったドローンパイロット・小澤諒祐さんということでも話題になりました。
◆本物の忍者になったような臨場感!
ハイスピードで屋根の上や狭い隙間を走り抜ける視点は、まるで本物の忍者になったようでドキドキしますね。ドローンならではの迫力や臨場感が味わえる映像です。
◆ビックウェーブを間近で感じられる!
迫り来る波の迫力に多くの人が魅了され、200万回再生を記録している映像です。サーフィンの臨場感と同時に、海や自然の美しさも楽しめます。
ドローン映像を撮るために、知っておくべき2つの規制
上の章で紹介したような素敵な映像を見ると、自分でもこんなドローン映像を撮ってみたいと思いますよね。
ですが、ドローンを飛行させて撮影するためには、多くの法律や規制を確認しなければなりません。
実際に自分でドローン撮影をするために、知っておくべき主な規制は下記の2つです。
1.飛行許可申請について
申請が必要な飛行場所・飛行方法
2.機体登録について
一つずつ解説します。
【ドローン規制のポイント】 下でご説明する「飛行許可申請・機体登録が必要なケース」に該当する機体は、重量100g以上のドローンです。 00g未満の機体は航空法の規制対象外なので、申請や機体登録の必要はありません。 機体重量について、こちらの記事でより詳しく解説しています。 |
◆申請が必要な「飛行場所」
機体重量100g以上のドローンは、どこでも自由に飛ばせるというものではありません。屋外では飛行可能エリアが厳しく決められています。
それを知らずに飛ばしてしまい、法律や条例により罰せられるといったリスクを回避するためにも、しっかりと飛行場所についての法律・規則を確認しましょう。
飛行が禁止された場所を飛ばしたい場合、飛行許可を申請し、承認してもらう必要があります。
ドローンを飛ばす際に許可が必要な場所は、下記の通りです。
出典:国土交通省からのお知らせ/無人航空機の飛行ルールについて
※ただしDID(人口集中地区)では、ドローンの国家資格を取得していたり、機体登録済であるなどの条件が揃っていれば申請が不要になります。
◆禁止されている、または申請が必要な「飛行方法」
出典:国土交通省からのお知らせ/無人航空機の飛行ルールについて
周りへの被害リスクがある危険な飛行行為(飲酒飛行など)は、もちろん法律で厳しく禁止されています。
自分の目で見えない場所や、イベント会場などの人が多く集まる場所で飛ばしたい場合は、国土交通省への飛行許可申請が必要です。
飛行許可について、下記の記事でより詳しく解説しています。
・【フローチャート付】ドローンの飛行許可が必要な全24ケースを徹底解説
・【2023年版】ドローン規制の全体像|全5大規制をわかりやすく解説
ドローンの免許制度について 2022年より始まったドローンの国家資格(免許)制度ですが、自動車免許とは違い「免許がなければドローン飛行禁止」というものではありません。 ドローンの免許制度について、下記の記事でより詳しく解説しています。 |
◆機体登録について
2022年6月から、機体所有者を特定・把握するためドローン機体の登録が義務化されました。
対象となるのは、重量が100g以上の機体です。
登録を怠ると法律違反となり、罰則が科せられる場合があるので、登録に関する規則や手続きを理解し、遵守する必要があります。
機体登録について、下記の記事でより詳しく解説しています。
ドローンの機体登録が義務化!対象と登録方法3ステップ。かかる費用・期間も
ドローン映像を撮るために必要なものと価格
安全にドローンを飛ばすための規制やルールが分かったところで、続いてはドローン撮影を行うにあたり、最低限必要なものとその価格をまとめました。
【必要なものと価格相場】
ドローン機体 |
初心者用のものなら1万円前後〜 |
予備バッテリー |
2千円前後〜 |
タブレットやスマホ |
自身のスマホ利用なら無料 |
SDカード |
数百円〜 |
ドローン機体:初心者用のものなら1万円前後〜、ある程度のレベルの映像を撮りたいなら3万円以上〜
操縦に慣れたい・カジュアルに映像撮影がしたいといった初心者用のドローンであれば、1万円前後から購入することが可能です。
重量も100g未満のものを選べば、機体登録や申請をする必要もないので、購入後すぐに飛ばすことができます。
ですが、1万円前後の機体は高クオリティな映像撮影は難しいです。
その理由として、
・価格が安いドローンは、機体性能やカメラのスペックが低く画質が良くない
・1万円前後のドローンは小型機となるので、風に煽られやすく映像がブレてしまう
などというものが挙げられます。
映像がぼやけていたり、激しいノイズや手ブレなどがなく、人と共有することができるレベルの映像を撮りたいと考えている方は、機体もある程度のスペックを持つものにする必要があります。
一定のスペックを持つ空撮ドローンとなると、3万円以上の機体が多いです。
3万円以上のドローンは、安定したレベルの映像品質に必要な要素が充実しているため、より満足のいく撮影が出来ます。
ただし、個々のドローンの仕様や性能は異なるため、選ぶ際には自身のニーズや予算に合わせて比較検討することが重要です。
予備バッテリー:2千円前後〜
基本的に機体を購入する際、1本はバッテリーが同梱されていますが、予備のバッテリーは用意しておくべきです。
予備バッテリーがあれば、ドローンが充電切れになってもその場で交換して、またすぐに飛行させることができるので、スペアは1〜2本持っておくと安心ですよ。
タブレットやスマホ:自身のスマホ利用なら無料。新規でタブレット購入する場合4万円前後〜
プロポと呼ばれるコントローラにモニターが付いていない機体の場合、操縦中のモニター代わりとしてiPadなどのタブレットが必要です。画面は小さくなりますが、スマホでもモニターとして使用することが出来ます。
SDカード:数百円〜
動画や写真データを保存するためのSDカードが必要です。カードの容量は、自分が撮影する物の枚数や時間、画質によって選びましょう。
ドローン映像を撮るために必要なものや価格については、下記の記事でより詳しく解説しています。
ドローン空撮(撮影)の魅力!必要機材・資格/許可申請から依頼相場まで解説
機体選びは「撮りたい映像の内容・レベル」を意識しよう
機体購入の際は、自分がどんな映像を撮りたいのか、どの程度のレベルの映像を撮りたいのかを考えてドローンを選びましょう。
ドローンの機体選びのポイントを簡単にまとめました。
◆初心者や練習目的の場合:機体を選ぶときのポイント
「遊ぶ程度に楽しみたいから、映像にクオリティは求めない」「まずはドローン操縦に慣れたい、練習用として購入したい」といった人向けの、機体選びのポイント・おすすめの機体です。
【選ぶ際のポイント】
・操作が簡単
・軽量(航空規制の対象外である100g以下)
・安全性の高いもの など
◆初心者や練習目的の場合:おすすめドローン
初心者の方などに適した機体の価格相場は1万円前後〜です。
おすすめのドローンを紹介します。
■DJI Tello
価格:1万円程度
大手DJIの最安値ドローンがこちらのTello。小型ながらも多機能&安定飛行が魅力。
Tello本体、プロペラ1組、プロペラガード1組、バッテリー×1が同梱されています。
TelloBoostコンボ(価格:約19,000万円)というセット商品には、通常のTelloの同梱物に、バッテリー×2、バッテリー充電ハブ×1、Micro USBケーブル×1が追加されています。
DJITelloのおすすめポイント
・機体重量が規制対象外の80g。小型なので室内での練習も出来る。
・ビジョンセンサー・気圧センサー搭載で安定した飛行が可能。
・フライト操作を自動で行ってくれる、下記の6パターンのインテリジェントフライトモード搭載
Up&Out(アップアウェイ):後方に上昇しながら、被写体から遠ざかるような動画を撮影する。
Flips(フリップ):機体がくるっと一回転する機能。
Throw&Go:機体を空中に投げると、そのままホバリングして飛行を開始する。
360:機体がホバリングを保ちながら、その場で一周(360°)回転し撮影する。
Circle(サークル):円を描くように被写体の周りをぐるっと飛び、動画を撮影する。
Bounce Mode(バウンスモード):機体が自動でアップダウンして撮影する機能。
■
価格:8千円前後
1000以上のAmazonレビューがありながら、星評価は4以上という世界的に有名なトイドローンです。
Holy Stone HS420のおすすめポイント
・高速旋回モード、ホバリングモード、3Dフリップ、軌跡飛行モードなどの多機能搭載
・全保護プロペラガードと緊急停止機能で安全性を確保
・スピードと操縦モードの切替が可能(2段階スピード:低速/高速、2操縦モード:モード1/モード2)
・バッテリー3個付きで、合計最大18分の飛行が楽しめる
◆一定水準以上の映像を撮りたい場合:機体を選ぶ時のポイント
「人と共有しても問題なく楽しんでもらえる」「明瞭さと安定性のある映像が撮りたい」といった人向けの、機体選びのポイント・おすすめの機体です。
【選ぶ際のポイント】
自分の撮りたい映像内容に合ったドローンを選ぶことが重要です。
ドローンにはさまざまな特徴・搭載機能があり、それらを使うことで、高度な操縦テクニックがなくてもクオリティの高い映像を撮ることができます。
ドローン搭載機能の一例として、以下のようなものがあります。
4K対応ドローン:高画質な映像撮影が可能
自動追尾機能:対象物にフォーカスした映像撮影が可能。
FPV:迫力あるFPV※映像撮影が可能。
これらの映像には、それぞれ違った魅力があります。
必要な機能が備わった機体を選べば、操縦技術に自信がなくても、自分の思い描く映像にぐっと近づくことができますよ。
※FPV(一人称視点)ドローンについて FPVとは、ドローンに搭載されたカメラの映像を電波で飛ばし、それを専用のゴーグルで確認しながら操縦する飛行方法のこと。 ※無線免許や開局申請については下記の記事で詳しく解説しています。 |
◆一定水準以上の映像を撮りたい場合:おすすめドローン
一定水準以上の映像を撮りたいと思ったら、適した機体価格は3万円〜が相場です。
ドローン愛好家たちの間でもよく名前の出る機体であったり、高評価な紹介動画が多く投稿されていたりと、おすすめ機体3選をご紹介します。
■Hollystone HS 720E(4Kカメラ・自動追尾機能)
価格:3万円前後
EIS(手ブレ補正)付きなので、振動する時でも正確で滑らかな4K映像が撮影できるドローンです。
世界的に有名なHollystoneで信頼感もあり、コスパも良い!と高い評価を持つ機体です。
おすすめポイント
・ 細部まで鮮明に映し出すことができる高画質の4Kカメラ搭載
・スマートフォンで操作可能な自動追尾機能追
・130°広角+カメラ角度が調整可能なので、 幅広い範囲の景色を捉えることができる
■HUBSAN ZINO MINI SE(4Kカメラ・自動追尾機能)
価格:5万円前後
中国のドローンメーカーHubsan(ハブサン)のドローンは、値段以上のクオリティとして有名です。
HUBSAN ZINO MINI SEは三軸メカニカルジンバル(手振れや振動を軽減する装置)搭載されており、このジンバルのの優秀さは、以下の動画を見るとよくわかります。
HUBSAN ZINO MINI SEのおすすめポイント
・三軸メカニカルジンバル搭載で、クリアで安定的な撮影が可能
・重量249gの軽量ボディーで持ち運びに便利。
・自動リターントゥホーム機能で、ワンキーでドローンの帰還が可能
・予め設定したルートを自動飛行させることが出来る
・クイック転送機能でビデオや写真の共有が簡単に出来る
■DJI FPV(FPV)
価格:10万円程度
おすすめポイント
・2.4GHz電波帯を使用するため、無線免許がなくても飛行可能
・3つのフライトモードから選択可能
Nモード: 制御方法と安全機能を備えた初心者向けモード
Mモード: マニュアル操作で完全なFPV飛行を体験できる自由度の高いモード
Sモード: NモードとMモードのハイブリッドな操作で、FPVのダイナミックな映像を楽しめる
ドローン機体の機能や、より高性能(高価格)の機体などは、下記の記事でより詳しく解説しています。
プロに聞いたおすすめの空撮(撮影)用ドローン9選!選び方や機能も詳しく解説
ドローン映像のレベルをあげる!動画編集について
ドローンで撮影した映像をよりクオリティの高いものにしたい場合は、動画編集ソフトを利用してみましょう。
カットやエフェクトの追加、音楽の挿入など、多彩な編集機能を使って、映像を魅力的に仕上げることができますよ。
この章では、初心者でも使いやすい無料のソフトをご紹介します。
iMovie
Apple製品を使っている方は、聞いたことや見たことがあるのではないでしょうか。
テーマを設定し、使いたい写真やビデオクリップを追加。あとは動画の不要な部分を切り取ったり、音楽やテロップを入れれば、簡単に空撮映像を作ることが出来ます。
製品URL:iMovie – Apple
Filmora
製品URL:Filmora
Filmoraは使いやすさと高機能性を兼ね備えた編集ソフトです。
ワンクリックで自動編集を行う機能も備わっていて、自動カラーコレクション・音声のノイズ除去・映像の手振れ補正などの機能を利用することで、手軽に編集作業を行うことができます。
また、編集が終わったら、映像を様々な形式で保存することができるので、Filmora内から直接YouTubなどのプラットフォームにアップロードすることもできます。
VSDC
製品URL:VSDC
VSDCは、世界中で多くのユーザーに利用されているWindows向けの動画編集ソフトウェアです。
映像のカット、トリミング、回転、スケーリング、エフェクトの追加、色調補正など、幅広い編集作業を行うことができます。
また、VSDCはシステム要件を最小限に抑えており、古いパソコンをお持ちの方やスペックが心配な方でも、VSDCをスムーズに実行することができます。
撮影したドローン映像を披露出来る場所
自分で撮影したドローン映像を、せっかくだから色んな人に見てもらいたいと思う方もいるかと思います。
そういった場があると、撮影のモチベーションも上がりますし、同じドローン好きな仲間やコミュニティが増えたり、新たな楽しみが生まれることも。
この章では、ドローン映像を披露できる場所をご紹介します。
◆YouTubeやSNS
youtubeやSNS(Twitter・Instagram・Facebookなど)には多くのドローンチャンネルやドローン映像が投稿されています。
自分で専用チャンネルやアカウントを開設すれば、ポートフォリオ(作品集)としても利用できますよ。
下記はドローン映像に特化した人気のチャンネルやアカウントです。
【YouTube】
・winteroptix 〜ドローン&絶景映像〜:YouTubeチャンネル
ドローン、アクションカメラ、デジタル一眼レフ動画などを使った動画を公開
・Drone in the worldドローン空撮職人さわ:YouTubeチャンネル
世界の絶景を巡る旅人が空・海・山をドローンで空撮!
【Instagram】
・ronron_drone_ehime1105:Instagramアカウント
愛媛の魅力やドローンの魅力を配信
・yuukis.traveler:Instagramアカウント
動画クリエイター・ドローンパイロット
【コミュニティSNS】
また、撮影映像を投稿したり、同じドローン愛好家の人たちと交流ができるコミュニティSNSもあります。
・ドローン倶楽部:サイトURL
コミュニティデザインSNS「WeClip」内のドローンコミュニティ、ドローン倶楽部は、ドローン好きの方々が利用しているサイトです。
ドローン映像のシェアだけでなく、撮影スポットやテクニックの紹介、おすすめ機体の紹介など、ドローンの楽しみ方や知識も共有できます。
◆コンテスト
自分の作品をコンテストに出品してみるのも、いい経験になります。
コンテストに参加することにより、プロからの評価やフィードバックによる映像制作のスキル上達が期待できますし、認知度の向上、ネットワーキングの拡大など有益な経験ができますよ。
・Drone Movie Contest
公式HP
ドローンに関する製品・サービス・システムが一堂に集まる国際展示会「Japan Drone」の企画の一つとして行われるドローン映像コンテストです。
2023年6月には、第8回目となる「Drone Movie Contest 2023」を開催。
クリエイティブな能力や技術の向上、コミュニティの交流、優れた映像作品の発掘と発信など、ドローン愛好者や映像クリエイターにとって貴重な機会となります。
・ドローンムービー世界大会
公式HP
プロ・アマチュア・初心者、資格の有無を問わず、誰でも参加可能なコンテストです。
初心者の方にはレンタルドローンとフライトレクチャーのサポートも用意されています。
年間を通して、3か月毎に春・夏・秋・冬のシーズン大会を開催。各大会で優勝した場合、春・夏・秋大会では100万円、冬大会では200万円の優勝賞金が授与されます。
さらに、1年間のエントリー作品の中から選ばれた年間グランドチャンピオンには1,000万円の賞金が贈られます。
ドローン映像が欲しい人におすすめなサイト
自分で撮影するのは難しそうだけど、ハイクオリティなドローン映像が欲しいと思っている方には、ドローンの映像を購入することができるサイトをご紹介します。
個人で楽しむのはもちろん、会社のHPや商品パッケージなど、色々なシーンで利用可能です。
◆PIXTA(ピクスタ)
国内最大手のストックフォトサイトです。プロのクリエイターやフォトグラファーが提供する高品質な素材を取り扱っています。作品の品質を保証するために厳格な審査基準が設けられているため、信頼性も高いです。
PIXTA:HP
◆Adobe Stock(アドビストック)
「Photoshop」でお馴染み、アドビシステムズが運営しているサイトです。PIXTA同様、Adobeの厳しい審査基準によって品質が保証されているので、クオリティの高いコンテンツを購入することが出来ます。
Adobe Stock:HP
◆SKYSTOCK(スカイストック)
個人や企業がドローンで撮影した空撮素材を自由に売買することができる、ドローン空撮に特化したマーケットサイトです。海・山・都市・城などの場所からや、ビジネス・スポーツ・動物といったシーンからも映像を選ぶことが出来ます。
SKYSTOCK:HP
ドローン映像のリアルタイム配信について
ドローン映像は、撮影後見返したり作品にするだけでなく、ドローンが撮影した映像をリアルタイムで配信・視聴することも可能です。
この技術は、様々な場面で活用されています。
※産業用をはじめ、大型のドローンは長距離・高伝送の電波が必要となるため、それを可能にする5.7GHzという周波数帯を利用しています。この周波数帯を使用するには「陸上特殊無線技士(第3級以上)」の資格が必要です。
総務省:電波利用HP
・ニュース報道
ドローンを使ってニュース現場からの映像をライブ配信することで、迅速かつ詳細な報道が可能となり、視聴者は最新の情報を知ることが出来ます。
・イベントやスポーツの中継
コンサートやスポーツイベントなどの会場を上空から撮影し、リアルタイムで映像をインターネット上に配信することができます。競技場やスタジアムの広い範囲をカバーする映像撮影が可能なため、実際にその場にいない人たちもイベントの臨場感を味わうことができます。
・ドローン遠隔旅行
観光地や旅行会社はドローン映像を使ってリアルタイムで風景や観光名所を配信し、旅行客に魅力的なプレビューや、擬似旅行体験を提供することができます。
・点検や監視など業務利用
屋根や外壁、橋梁、トンネルなどの点検業務において、リアルタイムの映像を専門家や関係者と共有することが出来るので、修繕箇所の早期発見や迅速な対応が可能となります。
また、農業では畑や作物を守るために病害虫・野生動物の監視をしたり、警備会社では見回り監視サポートとしてもリアルタイム配信は活躍しています。
セコムドローン:不審な車や人を上空から撮影し、コントロールセンターにデータを送信することで追跡・確保に役立てることができる
・災害時の状況確認
災害発生時や緊急事態の際に、ドローンを活用して現場の状況をリアルタイムで映像配信することで、関係者や救助チームに迅速な情報提供を行い、適切な対応を支援することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、ドローン映像に関する様々な情報をお伝えしました。ドローン映像の美しさや撮影の楽しさ、法律遵守の重要性、おすすめの機体の選び方など、読者の皆さんが充実した知識を得ることができたと思います。
是非、これからもドローンの世界を楽しんでください!